9/14(日)

今日のご利用【ありませんでした】

不安定なお天気でした。
急に衝動が起きて、相談室の換気扇を分解掃除しました。
衝動をコントロールする力は、生きるうえで大切なスキルです。
安全で他者に迷惑かけないことは、我慢してストレス溜めないで、さっさとやっちゃいます。



不安やうつや生きづらさがある方がそこから抜け出そうとするとき大切なことについて書いてみます。
「安全」と「信頼」です。

不安やうつや生きづらさは、周りの人や環境の影響で起こるものです。
一方で、不安やうつや生きづらさは、自分の頭やこころの中で起こるものです。
外の世界の出来事が自分の中の世界に影響して、問題が起こきているということです。

解決や改善をするためのひとつの方法は、原因を取り除くことです。
人との関係を変える、環境を変えることができると良いです。

もうひとつの方法は、原因からの影響の受け止め方を変えることです。
具体的には、自分の受け止め方や考え方を変えるこということです。

2つの方法に共通するのは、「変える」ということ。

人間関係を変える
家庭や学校や職場などの環境を変える
物事の受け止め方を変える
生き方や目標を変える

どちらの変化も大きなエネルギーが必要です。
大きな変化をひとりでできる方がいます。
不安やうつや生きづらさがある方は、エネルギーが少なかったり、枯渇していたりします。

枯渇しているときは、できるだけ原因から離れて、「安全」な場所で休んで、エネルギーを回復させるのがいいです。
変化にチャレンジできるエネルギーがあるときは、「信頼」できる医療者、支援者と一緒に取り組んでいくのがいいです。

ひとりでチャレンジするのは難しいし、成功しないことが多いです。
大局的に問題を把握して、無理のない計画を立てて、変化を継続することが大事です。
「信頼」できる伴走者を見つけてください。
ひとりでがんばって失敗すると、事態や状態は悪化します。

厳しい状況の方は「安全」な場所で休む。
挑戦できる人方は「信頼」できる伴走者と変化にチャレンジする。

あきらめないで頑張りましょう。

おやすみなさい。
(山口)

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