• 4/1(火)


    今日のご利用【SMS1名、メール2名】

    新年度の始まりです。
    新しい環境に向かう方も多いことでしょう。
    緊張しますね。
    大丈夫・・・落ち着いてボチボチと・・。


    令和6年度の福岡市NPO活動推進補助金の活動期間が終わりました。
    相談事業と居場所事業にかかった費用を締めて、報告書と請求書を提出しました。

    NPO団体は、会社のように資本がありません。
    市民活動団体なので、活動に係るお金をみんなで持ち寄ります。
    活動に係る人でもボランティアで行います。
    最初は、こうして活動を始めていくのです。

    福岡市は、NPO活動を資金面で応援してくれます。
    原資は、福岡市に寄せられた寄付金です。

    令和6年度の補助額は上限10万円です。
    このお金で利用者のみなさんの飲み物代やお菓子代やボランティアの交通費に充てます。

    とてもありがたいことです。
    感謝。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/31(月)


    今日のご利用【SMS1名、メール2名】

    年度末です。
    桜満開なのですが、忙しくて花見ができていません。
    今年は無理かな・・・


    明日から、新しい環境に変わる方がいらっしゃると思います。
    不安や緊張がいっぱいでしょう。

    何とかなります。
    とりあえず行ってみましょう。
    1日目に行けたら、2日目も行ってみましょう。

    何とかなります。

    明日のために、今日は寝ましょう。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/30(日)


    今日のご利用【SMS1名】

    さくらが満開ですが、花見には少し寒いですね。
    この強風で散るのも早そうです。
    なかなかうまくいかないものです。


    感情がコントロールしにくくなるときがあります。
    私は、いつも変わらず穏やかで落ち着いていると言われることがあります。
    そう言われるのは、とても意外です。
    私の内心は、いつも様々な感情が渦巻いていて、その扱いに苦しんでいるからです。

    子どもの頃から20代前半くらいまでは、感情を表に出すことはありませんでした。
    感情は豊かでしたが表情が乏しく、何を考えているのかわからないと言われていました。
    その気質は今でも続いているようです。

    20代後半から50代くらいまでは、時々感情をコントロールできなくなることがありました。
    激高するように攻撃的になることがありました。
    今、思い返すと、強い感情に振り回されて、自分が手に負えなくなっている感じです。
    当時は、いろんな人に嫌な思いをさせたと思うと申し訳ないです。
    悲しみや不安に包まれてしまうこともありました。
    そんな素振りを見せずに毎日、とても苦しい思いをしながら、学校や仕事に向かっていました。
    今思うと、どうして休まなかったのだろうと思います。

    感情をコントロールできなくなる原因は様々です。
    ストレスや疲れがたまると、誰でもそうなることがあります。
    体調不良や睡眠不足にも気をつけた方がいいです。
    普段ならスルーできることができなくなります。
    感情に振り回されると、いろんな不都合が起きます。
    心身を健やかに保つことは大事です。

    精神疾患が感情を不安定にさせることもあります。
    職場や学校でうまくいかなかったり、人間関係で悩んだりして気持ちが不安定になると
    感情が暴走したり、感情が乏しくなることがあります。
    うつっぽいとき、不安が強いときは、受診してみるといいでしょう。
    統合失調症や双極性障害などの精神疾患の場合もあります。

    思考のくせが感情をコントロールしにくくしていることもあります。
    人は、環境や経験から、その人なりの感情処理の方法を身に付けます。
    不安の強い環境や抑圧された環境に長くいると、そこで生きていくために自分の感情を抑えてしまうことがあります。
    閉じ込められた感情は、ときに爆発したり、自分を傷つけたりします。
    こころを開いて感情を表出する方法を学んで身に付けると楽になることがあります。。

    適度にこころを開放してあげましょう。
    では、おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/29(土)

    今日のご利用【セミナー5名】

    『呼吸法・瞑想ワークショップ』を開催しました。
    からだとこころがひとつだと改めて感じられました。
    参加する度に新しい発見があります。


    人はときに心が不安定になります。
    悲しいとき、苦しいとき、つらいとき、悔しいとき、悩ましいとき・・・
    こころが閉じてしまって、外の世界や誰とも関わりたくなくなります。
    からだもつらくなることが多いです。

    そんなときに安全な居場所があると良いです。
    その空間やそこにいる人々は、あなたのこころを癒します。
    人で傷ついたこころは、人が癒します。
    内なる世界だけでなく、外の世界と触れることでこころが楽になっていきます。

    つらいときにしてはいけないこと・・・
    頑張りすぎること、安全でない人と関わること、激しい刺激がある場所に行くこと・・・
    これらは、まだ癒えていないあなたのこころをさらに傷つけます。

    つらいときにしたらいいこと
    好きなことをすること、好きな人に会うこと、安心できる場所に行くこと・・・
    これらは、あなたのこころを癒し、育みます。

    外の世界との関りを絶つ時期が必要な時があります。
    こころが回復に向かい始めたら、外に出て、安全な場所に行って、温かい人と過ごしましょう。
    必ずこころは元気を取り戻します。

    春です。
    出かけましょう。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/28(金)

    今日のご利用【ありませんでした】

    3月残り僅か。
    今年いただいた年賀状がとても輝かしくて、この季節にピッタリ🌸


    今日の話題は何にしようか、と書きながら考えています。
    以前、ボランティアをしていた団体で教わった聖書の話を思い出しました。
    「善きサマリア人のたとえ」と言います。

    ・・・・・
    するとそこへ、ある律法学者が現れ、イエスを試みようとして言った、「先生、何をしたら永遠の生命が受けられましょうか」。
    彼に言われた、「律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか」。
    彼は答えて言った、「『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。また、『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』とあります」。
    彼に言われた、「あなたの答は正しい。そのとおり行いなさい。そうすれば、いのちが得られる」。
    すると彼は自分の立場を弁護しようと思って、イエスに言った、「では、わたしの隣り人とはだれのことですか」。

    イエスが答えて言われた、「ある人がエルサレムからエリコに下って行く途中、強盗どもが彼を襲い、その着物をはぎ取り、傷を負わせ、半殺しにしたまま、逃げ去った。
    するとたまたま、ひとりの祭司がその道を下ってきたが、この人を見ると、向こう側を通って行った。
    同様に、レビ人もこの場所にさしかかってきたが、彼を見ると向こう側を通って行った。
    ところが、あるサマリヤ人が旅をしてこの人のところを通りかかり、彼を見て気の毒に思い、
    近寄ってきてその傷にオリブ油とぶどう酒とを注いでほうたいをしてやり、自分の家畜に乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。
    翌日、デナリ(銀貨)二つを取り出して宿屋の主人に手渡し、『この人を見てやってください。費用がよけいにかかったら、帰りがけに、わたしが支払います』と言った。
    この三人のうち、だれが強盗に襲われた人の隣り人になったと思うか」。

    彼が言った、「その人に慈悲深い行いをした人です」。
    そこでイエスは言われた、「あなたも行って同じようにしなさい」。
    ールカの福音書10:25₋37ー

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/27(木)

    今日のご利用【電話1名、メール1名】

    父が最後の年にホスピスで撮ったさくら🌸
    大事に持っています。


    情報流通プラットフォーム対処法が4月に施行となります。
    私は、X(旧Twitter)を使っています。
    Youtubeも毎日見ます。
    よく理解していないのですが、SNSでの言葉について思うところを書いておきます。

    SNSには、攻撃や非難、うそやデマがたくさんあります。
    普段の暮らしや学校、職場では許されなかったり、抑制できたりすることをどうしてSNSではできるのでしょうか?

    相手の顔や反応が見えないからかもしれません。
    悲しんだり、苦しんだりする人の顔は見たくありません。

    同調圧力があるのかもしれません。
    勢いがある意見や話題に乗っかっている方が楽だし、攻撃されるリスクもありません。

    お金になるからかもしれません。
    SNSの中には、視聴者やフォローなどが増えると収益になるものがあります。

    SNSの向こう側に誰かがいる、という想像力を持ちたいですね。
    法律の規制が必要なことは悲しいですが、今はこの方法で安全度を高めるしかないのでしょう。

    夜が更けました。
    では、おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/26(水)

    今日のご利用【電話2名】

    裁判所裏の桜の大木🌸
    写真に撮るのは難しい・・。


    時折「こだわり」に出会うときがあります。
    「固執」と言うときもあります。
    自分の「こだわり」は、安心にもなり、不安にもなります。

    「こだわり」は、安心感や自己肯定感と結びついているようです。
    小さい頃から、何か落ち着く物や姿勢や行動や言葉などがあります。
    安心だけでなく、満足感や達成感などを感じることもあります。

    私は、身の回りのものが定位置に置いていると、とても幸福になります。
    誰かと話すときは、目線が合っていると落ち着きます。
    決まった時間に決まったように行動しているとうまくいってる感じがします。

    いつもの場所に決まったのもがなかったり、話し相手と目線が合わなかったりすると、不安になって落ち着きを失います。
    いつもと違う時間だったり、道順が違ったりすると、何だかモヤモヤします。
    思いどおりにならないと、イラっとしたりします。

    うまく使えると良いパフォーマンスを生み出します。
    うまく使えていないと心が病んでいきます。

    ということで、今夜もおやすみなさい。
    (山口)

  • 3/25(火)

    今日のご利用【SMS1名、メール1名】

    一気に桜が咲きました🌸🌸🌸


    「ろう(聾)者」という言葉を使ったときに、ある方から差別的な表現ではないかというご意見をいただきました。
    何気なく使っていたことに気づいて、少し調べてみました。

    ほとんど聴力がない方や手話を母語にしている方を「ろう者」と言うようです。
    生まれつき聴覚がない方を「ろう者」と言い、病気やけが等で聴力を失っった方を「中途失聴者」と言うこともあります。
    聴力はあるけれども聴こえに補助具等を使う方を「難聴者」と言います。
    公的には、聴覚障害者と言うこともあります。

    この調べから、いろんな意見や考えがあることを知りました。
    例えば・・・
    ・生来、聴力がない方が自らの存在(アイデンティティ)を表す言葉として「ろう者」と名乗ることがあります。
    ・「障害」の差別的な意図を好まず、「聴覚障害者」という言葉を使わない方がいます。
    ・「ろう者」「難聴者」「中途失聴者」は、それぞれに固有の文化があると考える方がいます。

    私は、当事者や家族と「ろう(聾)」を使って、違和感なく会話していました。
    当事者が自己をどう表現するか、ということが最も大事なことのように感じます。
    また、不快な気持ちになる方や差別的な印象を感じる方がいるということも大事にしたいと思います。

    少し遅い時間になりました。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/24(月)

    今日のご利用【SMS1名、メール1名】

    お昼は、上着なしでも大丈夫。
    中央公園の早咲きの八重桜🌸


    福岡市社協から郵便が届きました。
    市民成年後見人候補者名簿への登録完了の通知です。

    昔の禁治産者は、意思表示ができない方の権利を奪う制度でした。
    法律行為を行うことをできなくする制度だったのです。
    1999年の民法改正で後見人制度に変わりました。

    後見人制度は、すべての人に意思決定する力があると考えます。
    後見人は、意思表示が難しい方に代わって、その意思にもとづく法律行為を代理します。
    権利を守る制度に変わりました。

    弁護士や司法書士といった専門家でなく、市民が担うことにも意味があります。
    専門職後見人は職業人として担いますが、市民後見人は良き隣人として担います。
    早い時期から後見人の役割を担いたいと思っていましたが、ようやくその機会に出会いました。
    すでに65歳・・・いつまでできるのでしょうか?

    こんな生き方を誰かに見てもらうだけでも意味があるのだと勝手に思っておきます。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/23(日)

    今日のご利用【X1名、電話3名、メール1名】

    暖かい1日。
    相談室の窓を開けて、春の風を感じて過ごしました。
    もうすぐ🌸


    どうしてこんなに生きにくいのか・・・と考えています。
    子どもや若者が生きにくいって、いったいどういうことでしょう。

    私は1959年、昭和34年の生まれです。
    緘黙で強い人見知りの子どもでした。
    IQが飛び抜けて高く、扱いにくい子どもでした。

    友だちは少なかったですが、いじめられたことはありません。
    先生から叱られることはありましたが、深い愛情を注いでくれました。
    家庭は貧しくていつもお腹がすいていましたが、家や地域に居場所がありました。

    勉強ができる人にもできない人にも仕事がありました。
    困ったときには、誰かが助けてくれました。
    困っている人がいると、みんなで助けました。

    もうこんな時代は来ないのでしょうか?
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/22(土)

    今日のご利用【電話1名】

    気づいたら春の花が咲いていました。
    時は止まらずに流れていきます。


    毎日のニュースは、とても厳しいものが多いです。
    戦いや事件の知らせがたくさんあります。

    日々のネットやSNSの中では、絶えることなくたくさんの言葉が行き交います。
    激しさや怒りや悲しみの声がたくさんあります。

    暖かい言葉や優しい言葉に触れることが少なくなりました。
    人々にゆとりや余裕が少なくなって、生きることや身を守ることに精いっぱいになっているように感じます。

    私の人生には厳しいときもありましたが、いつも優しい人がいました。
    私も優しい気持ちを失わずに今日まで生きて来ました。
    世界の人々が、そしてあなたが幸せであってほしいと思っています。

    今日も無事に生きました。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/21(金)

    今日のご利用【メール1件】

    昼間はコートがなくても出かけられるようになりました。
    花粉で目と鼻は不調ですが・・・。


    学生や若いみなさんの就職支援の仕事に就いて8年になります。
    相談窓口で、いわゆる就活をお手伝いします。

    いろんな若者と出会います。
    ときに「死にたい」「消えたい」という方と出会います。
    病院や福祉や支援先につながるといい方がいます。
    それでもうまく解決しない方、良いつながり先が見つからない方がいます。

    漠然とした生きづらさや働きにくさ、死にたさがあったりします。
    病気っぽいけど病気ではなかったりします。
    生活環境に厳しさがある方もいます。

    ここは、そんな方の居場所であり、逃げ場であり、安全基地です。
    落ち着ける場所がない方はどうぞおいでください。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/20(木)

    今日のご利用【ありませんでした】

    明るい日差しにホッと一息。
    少し春が戻ってきました。


    今は、過去イチに忙しくしています。
    お勤めとNPO活動で週7日、朝9時から夜9時くらいまで稼働しています。
    週80時間くらい休みなく動き回っています。
    今日は、お勤めがなかったので、相談室のキッチンを磨き上げました。

    今は、過去イチに悩んでいます。
    病気でもなく、障がいでもなく、支援対象でもない若者たちの居場所がありません。
    求められることが多いこの社会に合わせて生きることが難しい若者の居場所が必要です。
    NPOを始めましたが、まだ道筋が見えません。

    そうだな・・・と思う方がいらっしゃいましたら、お声掛けください。
    お知恵やお力をお借りしたいです。

    もうちょっと頑張ってみます。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/19(水)

    今日のご利用【メール1名】

    今日もお勤めで外出。
    厳しい寒さでした。



    3/29『呼吸法・瞑想ワークショップ』開催。

    こころとからだはつながっているもの。
    こころが苦しいときや落ちているときは、からだにも気を配ってほしいです。
    姿勢を整えて、目を閉じて、ゆっくりと息をすると何かが変わります。

    詳くはこちら(お申込みも)
    https://mjm-sounsel.org/workshop/

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/18(火)

    今日のご利用【電話1名、メール1名】

    今日のお勤めでの外出は、厳しい雨と風でした。
    この寒さは明日まで・・。



    今日も0時を過ぎました。

    3/29『呼吸法・瞑想ワークショップ』開催します。
    つらいときや苦しいとき、からだもこころも固くなっています。

    ゆっくり息をして、からだを動かして、こころを緩めていきます。
    そうすると楽になることがあります。
    いつでもどこでもできるリラックス法です。

    詳しいこととお申込みはこちらから
    https://mjm-sounsel.org/workshop/

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/17(月)

    今日のご利用【電話2名】

    風が冷たく、寒い1日でした。


    最近、就寝時間が遅くなっています。
    11時前に寝たいのですが、大体、日が替ってからふとんに入ります。

    寝る前に、パソコンをしたり、テレビでニュースやドラマを見たり、スマホでゲームをしたりしながら、頭の中ではいろんなことを考えています。
    つまりは考え事が多いということです。

    こういうときは、気をつけた方がいいです。
    「うつ病」は、頭が働き過ぎる病気です。
    悩み事や考え事が頭から離れなくなってることで、心身に様々な不調が起きます。

    今日も0時を過ぎていますが、明日のためにそろそろ眠りに就きます。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/16(日)

    昨日のご利用【電話1名、メール1名】
    今日のご利用【電話2名、メール1名】

    昨日のブログがアップされていませんでした。
    公開ボタンを押してなかったようです。
    下書きも残ってないので、復旧をあきらめました。

    大谷さんが帰国しています。
    こんなスゴイ人がいるんですね。
    「君なら なんだってできる」


    この国には、充実した医療や福祉、たくさんの支援制度があります。
    どんな困りごとも支えられるように思えます。
    でも、実際はそうではありません。
    どんなに緻密に漏れがないように支援の網を張り巡らせても届かないところに居る困り人がいます。

    制度の仕組みは、さいころのように直線的で角張っている感じです。
    「四角四面」というイメージです。
    国語辞典によると、「考え方や態度が真面目すぎて、堅苦しいこと」という意味です。
    私は、この言葉「四角四面」に「融通が利かない」というイメージを重ねて使っています。

    支援制度には、対象となる人が決まっています。
    国などの行政の制度は、みなさんの税金で支援しているので、この決まりは厳格なことが多いです。
    国籍、年齢、性別、住所などは、かなりきっちりしています。
    ちょっと外れたところにいる困り人は「対象外」となります。
    白黒はっきりしていて、グレーは認めてもらえないことが少なくありません。

    「困っている」や「生きづらい」は、外形的に測ることができないものです。
    ここは、割と何でもありです。
    一応、18歳から39歳まで・・・ですが18歳未満や40歳以上もOK。
    「生きづらい」に基準はないので、何かそんな感じでOK
    会費や利用料が高いと感じたら、払えないと言えば減免します。
    福岡市、福岡県に住んでなくても、オンラインや電話でつながれればOK

    困ったときは、いつでもご相談ください。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/14(金)

    今日のご利用【ありませんでした】

    暖かい1日でした。
    明日は雨になって、気温も下がるようです。
    トラさん お気をつけて。


    困っている学生がいましたが、困っていると言えない方でした。
    少し強めにつながりるように背中を押しました。

    ある支援団体につながって、いのちとくらしがなくならずにすみました。
    「助けて」という力は大切なもの。
    大事にしてください。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/13(木)

    今日のご利用【電話1名】

    春が待ち遠しい。


    ウクライナとロシア、パレスチナとイスラエルの和平交渉が続いています。
    平和に向かうことを願い、祈ります。

    世界で戦争や争いが増えています。
    いろんなところで国と国の間の緊張が高まっています。
    多くの国が軍事費を増やして、軍備を増強しています。

    国が豊かになるということはどういうことでしょうか?
    昔の日本に「富国強兵」という言葉がありました。
    戦争に強い国を作ることが、国を豊かにすることだと信じ、戦争を起こしました。

    今日は、国のあり方を考える日でした。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/12(水)

    今日のご利用【電話1名・メール1名】

    大震災から14年、特集や特番がたくさん。


    世の中には、とても厳しい現実があります。
    どうにもならないこと、どうにもならないときがあります。

    助けを求める力が役立ちます。
    ネットで検索してみるといろんな言葉が出てきます。
    「ヘルプシーキング(HELPSEEKING)」
    「援助要求スキル」
    「受援力」

    呼び方は何でもいいです。
    勇気を出して「助けて」ということ。

    その声が聞こえたら、ためらわないで手を貸してください。
    お願いします。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/11(火)

    今日のご利用【メール1名】

    3.11東日本大震災から14年が過ぎました。


    14年前の3月11日に大きな地震が起きました。
    その翌日、末期がんでホスピスで暮らしていた父親の元に見舞いに行きました。

    テレビで見る津波の映像に、父は「こんなことが起こるんや・・」と言いました。
    83歳の父にとっても初めて目にする光景でした。

    父はその後、短い命をゆったりと生きて、4月24日に亡くなりました。
    あの日のことは忘れられません。

    死は、生=いのちを感じさせます。
    合掌

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/10(月)

    今日のご利用【メール1名】

    好きな夕陽の写真
    だいぶ昔のものですが・・・大濠公園です。


    相談や支援の仕事をしていると、直感が生まれることがあります。
    正解が見える感じです。
    直感について、AIと対話してみました。
    直感とはどんなものかのヒントになりそうなことを書いてみます。

    知識と経験の蓄積から生まれる直感
    過去の学びと経験や知識が意識できないようなスピードで正解を導き出すことがあります。
    知識と経験の量によって直感の精度が高まります。

    専門性による直感
    特定分野で経験を積んだ方が、その分野について精度の高い直感を生み出すことがあります。
    どれだけ特定の分野に精通しているかによります。

    脳の処理能力の高さから生まれる直感
    膨大な情報を高速に処理できる頭脳を持つ方は、素早く正解を出すことがあります。
    生まれながらに持つ能力の個人差であり。能力の高い人は直感が当たりやすいように見えます。

    直観力は、不思議です。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/9(日)

    今日のご利用【電話2名、メール1名】



    日の光が明るさを増しているようです。
    春に向かっている感じがします。
    いつの間にか冬が終わっているのですね。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/8(土)

    今日のご利用【電話1名、Zoom1名】

    そろそろ桜のつぼみが膨らみ始めます。
    水鏡天満宮の梅の最後は紅梅、今が見頃。
    メジロさんもいます。


    もうすぐ令和6年度(2025年度)が終わります。

    役所の仕事は、3月31日が1年の終わりと決まっています。
    会社やNPOといった法人組織には、決算日という区切りの日があります。
    法人によって決算日は異なりますが、さくらピアプレイスの決算日は3月31日です。
    この日に帳簿を締めて収支を計算するので、この時期はとても忙しくなります。

    福岡市から相談室や居場所の運営費の補助を申請します。
    去年の8月から3月までの業績や経費をまとめて申請書を提出する必要があります。
    ちょっと焦っています。
    頑張らないといけないです。

    こんなときは、気持ちが落ち着きません。

    起きていて考えても何も変わらないので、とりあえず寝ます。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/7(金)

    今日のご利用【メール1名】

    今日も猫さんあげときます。


    人には2つの知能があると言われています。
    流動性知能と結晶性知能です。

    流動性知能は、様々な情報を処理する知能です。
    短期の記憶、暗記や計算などの能力に関係します。
    先天的な要素が強く、何とピークは25歳くらいです。
    若者の反応や行動が早いのは納得。

    結晶性知能は、経験や学習から獲得する知能です。
    長期の記憶、言葉や応用などの能力に関係します。
    後天的な要素が強く、ピークは65歳くらいです。
    歳と共に賢くなっていく感じです。

    知能はひとそれぞれ。
    高い、低いで悩む必要はありません。
    自分の能力をどう生かすかを考えましょう。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/6(木)

    今日のご利用【メール1名】

    水鏡天満宮周辺には、地域ネコさんがいます。


    今日は思考がまとまらないのでお休み。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/5(水)

    今日のご利用【メール1名】

    水鏡天満宮の紅梅が開き始めました。


    昨日も今日も大忙しでした。

    昨日、福岡市赤煉瓦文化館の利用登録をしてきました。
    1909年(明治42年)の建物で、国指定重要文化財として福岡市が管理しています。
    元々は、日本生命の支店として利用されていましたが、重文指定を機に福岡市歴史資料館になりました。
    その後、福岡市赤煉瓦文化館として整備されて1階にはカフェがあり、2階は会議室です。
    さくらピアプレイスから歩いて3分。
    これから会議や交流会で使えるように手続きしてました。

    今日、寄付サイトの登録審査が通りました。
    NPOなどの非営利活動に寄付するための専門サイトがあります。
    さくらピアプレイスへの寄付の入り口になります。
    登録するには、法人と代表者の審査を通過することが必要です。
    先週、申請して無事通過です。
    これから募集を準備します。

    今日はここまで。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/4(火)

    今日のご利用【電話1名、メール1名】

    雨で梅が散りました。


    ちょっとヤバいことになっています。
    いろんなことが一気に押し寄せてきました。

    お勤め先の仕事、さくらピアプレイスの仕事がどちらもいっぱいです。
    明日から5分10分を無駄にしないで仕事をし続けないと終わりそうにない量です。

    明日からしばらく疾走します。
    倒れない程度に・・・。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/3(月)

    今日のご利用【X1名、メール1名】

    水鏡天満宮の白梅。


    支援とは何だろうと思うことがあります。

    病気や障害や家庭環境や貧困やその他、私たちの思いの及ばない困難で助けを必要とする方がいます。
    当事者本人が助けを求めていなくとも、助けがあることが望まれることがあります。
    助けを求める方法を知らないことがあり、知っていても自分がその状態だと気づけないこともあります。
    必要な人に必要な助けが届くと良いと思い、届くことを願います。

    助けとは何でしょうか?
    すべてに手を貸し、温め、癒しを与える助けがあります。
    厳しく突き放し、前進や自立を迫る助けもあります。

    若者には、驚かされることがたくさんあります。
    もうだめか、と思ったらすごい活力を湧き立たせることがあります。
    あきらめるのか、と思ったらすごい気迫で突き進むことがあります。
    ある日、突然に顔色が良くなり、明るく笑顔になることがあります。

    若者にはたくさんの奇跡が起きます。
    どんな姿にも変わる力があります。
    助けは奇跡や変化を生むための触媒のようなもの。
    どんなことがあっても、彼らを信じ続けること・・かと思います。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/2(日)

    今日のご利用【来室1名】

    水鏡天満宮の白梅。


    今日は、不安な感情について考えました。
    人は生きているとたくさんの不安を感じます。
    同じ環境にいても、ポジティブな人とネガティブな人がいます。
    どうしてでしょうか?

    不安という感情は、人が生きていくために大切なものです。
    動物の脳は、危険や脅威を避けるために、不安や怖れを感じさせるホルモンを出します。
    これが不安の原因物質ノルアドレナリンです。

    不安を感じやすい人の中には、不安ホルモン(ノルアドレナリン)が出やすい体質の方がいます。
    考え方や行動で対処しにくいので、薬などで抑えることができます。
    お医者さんに相談するのがいいです。
    お医者さんは、人の心の中を見たり、測ったりすることはできません。
    診察のときに、不安な出来事や気持ちを話すことでわかってくれます。

    不安を感じやすい人の中には、感情への対処が苦手な方がいます。
    不安な出来事が起きたときに、そのネガティブな感情に呑まれてしまいます。
    不安は、原因➡危険や恐怖の感情➡不安 というしくみで起きます。
    原因を取り除く、原因を変える、原因に危険や恐怖がないことを確かめる、などの対処行動で不安が消えます。
    対処が苦手な方は、原因を見つけることや原因への対処ができないことが多いです。
    不安の原因は次々にやってくるので、不安がどんどん増えていきます。
    自分で対処できないときは、相談したり、助けてもらったりして不安は減らすのがいいです。

    今は、不安の尽きない世の中です。
    抱え込まないで、助けを求めましょう。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 3/1(土)

    今日のご利用【来室1名】

    今日から3月です。
    暖かい雨の1日でした。
    朝は雨を免れて舞鶴公園の水仙を見てきました。
    そろそろ見ごろは終わりです。


    トランプとゼレンスキーの2人の大統領の口論が話題になりました。
    こんなシーンが世界に配信される時代です。
    いろんな意味で世界の秩序が揺らいでいます。

    世界政治の世界で、強者に弱者が戦いを挑むことは稀です。
    そして弱者が強者に勝つことは、ほとんどありません。
    私は、常に弱者の側に立ちます。
    ゼレンスキー大統領がトランプに屈することがないことを願っています。

    戦争や紛争の終結交渉をビジネス交渉と言うのを始めて聞きました。
    トランプ大統領らしい解決の方法なのでしょう。
    平和や人の幸せを金銭価値で測ることは難しいと思っています。
    ウクライナの人々が普段のくらしを取り戻すために、世界が無条件に結集することを願っています。

    様々な国々が、世界一の国アメリカの大統領を批判しています。
    ウクライナの信仰が始まった3年前に、世界はロシアの大統領を批判しました。
    2つの大国が信頼を失っています。
    力による支配の時代が終わったのかの知れません。
    共同や協力による世界秩序ができることを願っています。

    願いは叶わないことがあります。
    それでも、願い続けて、信じ続けることが大切だと思っています。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/28(金)

    今日のご利用【メール1名】

    2月が終わりました。
    2月は「逃げる」と言いますが、本当にあっという間でした。


    障がいがありながら働くということを考えています。
    うまく整理できませんし、うまく話すこともできませんが、ちょっとチャレンジしてみます。

    働き方には、障害枠(支援・配慮付き雇用)と一般枠(普通の雇用)の2種類があります。
    障害者手帳をお持ちの方は、障害枠で働くことが多いです。
    障害枠の仕事は、単純作業や不可の少ない仕事が多く、相応に賃金も低い傾向があります。

    障害枠の仕事と賃金がその方の能力に見合っているとは限りません。
    むしろ能力が低く見積もられている可能性があります。

    障がい者の能力を適正に消化できる雇用主はほとんどいないかもしれません。
    どうしたら能力を伝えることができるのでしょうか?
    ひとつの方法があるのではないかと思っています。
    能力や特性や長所や短所や支援・配慮を求めることをしっかりまとめて伝えることです。
    とても難しい作業ですが、やってみるのはどうでしょうか?

    明日から3月です。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/27(木)

    今日のご利用【メール1名】

    昼間は暖かいですが、朝と夜はグンと気温が下がります。
    服装が難しい・・。
    水鏡天満宮の梅にメジロが訪ねて来てました。


    死にたいという気持ちが湧き起るときがあります。
    それは単純なものではありません。

    苦しさや痛みがあって、今すぐにどんな手段を使っても死にたいと考える時があります。
    死ぬ方法を具体的に考え、準備し、ときに実行します。
    そこには強い意志があります。

    悩みや虚無感があって、こころの底に死にたいという気持ちが長く住みつくことがあります。
    いつも死にたい気持ちを抱えていて、何気ない日常の中でふと死にたくなって、実行します。
    いつも生と死の境目ギリギリにいる感じです。

    衝動やふとした気持ちの揺れが起きたときは、一瞬止まってほしいと思います。
    死は不可逆性(=元に戻ることがない性質)のものです。
    ボロボロでみじめで恥ずかしい姿になっても、一緒に生きましょう。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/26(水)

    今日のご利用【ありませんでした】

    寒さほぐれて、薄めのコートでお勤めへ。
    気持ちが緩みました。
    仕事は忙しくて、昼ごはんを食べる時間ありませんでした。


    九州え・沖縄の障がいがある大学生向け就活イベントが開催されます。
    数年前に九州大学で始まりました。

    昨年は、九州の国立大が参加して広がりました。
    今年は、さらに福岡の私立大学が参加して、さらに広がりました。

    障がいがある学生の就活では、障がいや特性や配慮事項を伝えることがポイントです。
    できないことや苦手なことがあって当たり前です。
    できることばかりをアピールする就活って嘘っぽいです。

    昨年からハローワークも大学生向け就活イベントに参加してます。
    私も行きます。
    明日まで予約できるようです。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/25(火)

    今日のご利用【電話1名】

    練習明けてお勤め再開。
    寒波は一段落。


    今日のお勤めは、昼前から夕方までお出かけでした。
    障害がある方々のイベントです。

    共に有意義な穏やかな時間を過ごしました。
    長時間、立ちっぱなしだったので足腰には疲労が残っています。

    ゆっくり寝て癒します。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/24(月)

    今日のご利用【来室1名】

    3連休が終わりました。


    ロシアによるウクライナ信仰が始まってから3年が過ぎました。
    ウクライナの戦死者は、約45,000人
    ロシアの戦死者は、95,000人以上・・・140,000~210,000人とも・・・

    人は、戦う生き物なのか?
    人は、愛する生き物なのか?

    民主主義の限界、終焉とも言われます。
    この世界には、新しい秩序が必要になっているようです。
    右や左といった単純なイデオロギーでは解決できないようです。

    これまで、一部の人や国が地球上のどこかから富を奪って豊さを享受してきました。
    世界がつながって、ひとつになって、豊かになって、奪い取る場所がなくなりました。
    豊かな者(国)同士が奪い合うしかなくなり、多くの地域で争いが始まっています。

    みんなが力を合わせて、平和で豊かな世界を創る夢は、実現不可能となりました。
    人類社会は、新たな共存の秩序をどう創るのでしょうか?
    65歳の私がこの目で見ることができるのでしょうか?

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/23(日)

    今日のご利用【メール1名】

    3連休の中日。
    凍える寒さで、梅の開花がゆっくりです。


    今日は、午前中に買い物に出かけて、その後は相談室に籠りました。
    さくらピアプレイスのこれからのことを考えて過ごしました。

    この1年間、会員や利用者が少し増えました。
    利用は、来室はそれほど増えていません。
    SNSやメールなどでやりとりする方が増えています。
    電話やZoomの方も少しいらっしゃいます。
    訪問(アウトリーチ)の方が1名います。
    いろんなつながり方ができるところが良いと思っています。

    ここのことをお知らせする方法はあまり変わっていません。
    ホームページとXです。
    福岡市や若者支援団体を通じてお知らせをしていますが、効果はわかりません。
    たくさんお知らせをして、たくさん来てくれればいいというものではありません。
    生きづらさがある若者につながる方法をこれからも悩み続けることでしょう。
    今年は、noteを使ったつながりにチャレンジしようと思っています。

    ここ(さくらピアプレイス)に合わせていただくというより、
    生きづらい若者に私たちが近寄っていく感じです。

    わからないことが多いので、いい知恵があったら教えてほしいです。
    お手伝いしていただけると、もっと嬉しいです。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/22 (土)

    今日のご利用【来室1名、メール1件】

    明日は寒くなって、ところによっては雪になりそうです。
    来週は、徐々に春の暖かさへ。

    戦争や暴力、いじめ、嫌がらせなどの報道にこころが痛みます。
    繊細なこころを持つ若者たちにとって、とても生きにくい世界になりました。
    この相談室を開いたときに載せた文章を再びここに置きます。

    人類の可能性①
    「私たちがもつ好戦的な傾向や言動は、人類が生まれながらに宿す邪悪な性質などではない。…もっとも力に勝る者のみが、直面する他民族の脅威を克服し、日々くりかえされる他の集団との争いを制することによって限りある資源を手にしてきた。だが、文明の黎明とともに…攻撃性は、やがてその必要性を失っていく。とはいえ、人類の長い戦火の歴史をたどれば、人間の根源に横たわるこの本能はいまもまだ脈々と息づき、機会をとらえてはその頭をもたげようとしている。」
    『他人を支配したがる人たち』(ジョージ・サイモン著 勝山勝訳 草思社文庫)

    人類の可能性②
    「食の共同と性のルールによって生まれた愛と奉仕の心は、その力が及ばない領域を支配する者たちによってすりかえられ、戦争へと駆り立てられるのである。…人々は団結し愛を確かめるために、わざわざ敵を作り、境界を引こうとしているように見える。…霊長類から受け継ぎ、それを独自の形に発展させたこれらの能力を用いて人類は分かち合う社会を作った。それは決して権力者を生み出さない共同体だったはずだ。われわれはもう一度この共同体から出発し、上からではなく、下から組み上げる社会を作っていかねばならない」
    『暴力はどこからきたのか 人間性の起源を探る』(山極寿一 NHK出版)

    世界が平和で生きやすくなりますように。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/21(金)

    今日のご利用【メール1件】

    寒さはもう少し続きます。


    さくらピアプレイスができて、間もなく1年です。
    できたこともありますが、できなかったこともたくさんあります。

    人やお金は、思うように集まりません。
    このまま続けるのは難しいのでは・・と怖くなったり、不安になったりします。

    大事なことがあります。
    ここは「生きづらい若者」の相談室と居場所が原点であること。
    華やかさや目新しさはなくてもいいです。
    儲からなくてもいいです。
    生きづらい、働きづらさ、死にたさのある若者に寄り添う活動です。

    この活動の原点を忘れることなく、この先のことを考えていきます。
    行政にできないこと、福祉にできないこと、私たちにしかできないこと。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/20(木)

    今日のご利用【メール1件】

    今日も冷たい風の1日でした。


    相談や支援をしていると、とても難しい場面があります。

    そのひとつは、自分の力量の限界を見極めること。
    とても難しい問題を抱えて苦しみや生きづらさがある方と出会い、
    自分に対処できる自信がないときにどうしたらいいか迷います。
    迷いは、ときに判断を鈍らせます。
    過信や無理はよくありません。

    もうひとつは、信頼関係を築くこと。
    人と関わることや信じることが難しい方と出会い。
    1~2回の面談でしっくりこないときにどうするか悩みます。
    時が関係を作り上げることもありますが、そうならないときもあります。
    相談者との間合いを見極めて、冷静に判断します。
    このときも、過信や無理はよくありません。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/19(水)

    今日のご利用【ありませんでした】

    風の冷たい日でした。
    各地で大雪になっています。
    大事にならないといいのですが・・


    今日は3ヶ月に1度の定期通院でした。
    循環器科と糖尿病科にかかっています。

    循環器科では、川崎病性冠動脈瘤の治療を続けています。
    2~3歳の頃に川崎病に罹ったらしく、その時に心臓の冠動脈の血管内に瘤が2つできています。
    そのため、血流が滞ったり、血の塊で血管が詰まる可能性があるそうです。
    血液をさらさらにする薬などを飲み続けています。
    この病気が見つかったのは60歳の頃です。
    長年生きてこれたので、もうしばらく大丈夫だろうと思っています。

    糖尿病科は、昨年からかかっています。
    30年くらい続けていたランニングを止めたら、体重が10キロ以上増えて、糖尿病予備軍になりました。
    3ヶ月毎に血液検査をして、先生から指導を受けています。
    運動量が減っているので、食事量を管理しないと太ります。
    という単純なことですが、なかなかむつかしいのです。

    通院するのも楽ではありません。
    薬代も高いです。
    まだ通院できそうなので、もうしばらく通ってみます。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/18(火)

    今日のご利用【SMS1名】

    細目の三毛さんの写真が出てきました。


    「助けを求める力」を話すことがあります。
    「ヘルプシーキング(help-seeking)」や「援助要請」と言うこともあります。

    困ったとき、悩んだとき、苦しいときなどに、誰かに助けを求めることです。
    ひとりで抱え込まないという意味合いもあります。
    「助けを求める力」が足りないと、孤立しやすく、困難が深まっていきます。

    「助けを求める力」は、強ければ良いというわけではありません。
    求めすぎると「依存」が強くなり、自立できなくなります。

    適度に「助けを求める力」があるのがいいです。
    困ったときは、いつでも助けを求めてくださいね。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/17(月)

    今日のご利用【メール1名】

    再び寒くなりました。
    こころもからだも温かくしておきたいですね、


    2月には祝日が2回あります。
    お勤めの日が少なくていいかというと、そうではありません。
    1週間や1ヶ月の仕事量はほぼ変わらないので、稼働日が少ないと仕事の密度が濃くなります。
    何年ぶりかの忙しさです。

    先週の金曜日は、多くの仕事をやり残して1週間が終わりました。
    この週末は、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと頭の中がグルグル、モヤモヤしてました。

    頭が休まず考え続けているので、どんどん憂鬱になっていきます。
    これは完全なうつ状態です。

    ということで、こんな時の私の対処法。
    やらなきゃ思いつくままに、ノートに書き出します。
    頭の中から取り出すことで、少しスッキリ。
    文字化して目で見ることで、さらにスッキリ。
    やることの多さに気分は滅入りますが、頭の中は軽くなります。

    今日は、ノートを持って普段より10分早くお勤め先へ。
    出勤簿にハンコ押したら、ノートの仕事をさっさと片付けます。
    朝の30分くらいで、かなりのことが終わりました。
    片付いた仕事は、ノートに印をつけていきます。
    目に見えて消えていくのが嬉しい。
    3つのことをやり残して明日に繰り越しましたが、ほとんど終わったので〇。

    たくさんの仕事でうつになるのは良くないです。
    お仕事はほどほどに!!

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/16(日)

    今日のご利用【来室1名】


    水鏡天満宮でお祀りしている菅原道真公と梅のいわれを書いておきます。
    (写真は太宰府天満宮の「飛梅」です)


    平安代の貴族・菅原道真は、平安京朝廷内での藤原時平との政争に敗れて遠く大宰府へ左遷されることとなった延喜元年(901年)、屋敷内の庭木のうち、日頃からとりわけ愛でてきた梅の木・桜の木・松の木との別れを惜しんだ。
    その時、梅の木に語りかけるように詠んだのが、次の歌である。

    東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅花(うめのはな) 主なしとて 春を忘るな」『拾遺和歌集』巻第十六 雑春。
    現代語訳:東風が吹いたら(春が来たら)芳しい花を咲かせておくれ、梅の木よ。
    「大宰府に行ってしまった主人がもう都にはいないからといって、春の到来を忘れてはならないよ」

    伝説の語るところによれば、道真を慕う庭木たちのうち、桜は、主人が遠い所へ去ってしまうことを知ってからというもの、悲しみのあまり、みるみるうちに葉を落とし、ついには枯れてしまったという。
    しかして梅と松は、道真の後を追いたい気持ちをいよいよ強くして、空を飛んだ。
    ところが松は途中で力尽きて、兵庫県神戸市の後世「飛松岡」と呼びならわされる丘に降り立ち、この地に根を下ろした。(飛松伝説
    一方、ひとり残った梅だけは、見事その日一夜のうちに主人の暮らす大宰府まで飛んでゆき、その地に降り立ったという。(飛梅伝説
    出典: 「飛梅」, Wikipedia, CC BY-SA 3.0(URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/飛梅

    明日から寒くなるようです。
    春が待ち遠しいですね。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/15(土)

    今日のご利用【訪問1名、メール1名】

    訪問相談に行きました。
    これをアウトリーチ(Outreach=手を伸ばすこと)といいます。
    相談や支援を利用しにくい方が利用しに来るのを待つのではなく、相談や支援をこちらから届けることです。
    パソコンやスマホでつながりやすい時代になっても、会うことが大切だと思ってます。

    感覚の本を読み始めました。
    若い頃はスゴイ多読でしたが、目が悪くなり、集中力がなくなってとてもしんどいです。

    毎日、たくさんの若者とお会いしています。
    人それぞれに様々に感覚に違いがあります。
    それが、いろんな個性や特性となっていることがあります。

    2/8のブログでも書いたように、人には7つの感覚があります。
    触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚の5感に加えて、
    手足の状態・筋肉の伸び縮みや関節の動きを感じる固有受容覚
    身体の動きや傾き、スピードを感じる前庭覚があります。

    7つの感覚はそれぞれ独立しているのではなく、つながり合って、関係し合っています。
    個々の感覚への敏感さは、人それぞれ異なって個性的です。
    様々な感覚を整理し、結び付ける処理の要領も人それぞれ異なって個性的です。

    それだから、ひとつの出来事の感じ方が人によって違うのです。
    過敏な感覚は、ときに優れた才能となり、ときにつらさになります。
    鈍い感覚は、ときに特異な個性となり、ときに障がいとなります。

    どれも大切なものです。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/14(金)

    今日のご利用【メール1名】

    花個紋というものがあると知りました。
    1年366日それぞれの日に、その日を祝福するしるし(紋)があるとのこと。
    ちなみに私の誕生日の花個紋は「六角七変化」です。

    そこには、こんな言葉が添えられていました。
    「器用」=集中力があり、何事も上手くこなせる人。
    「一度に複数の仕事をこなす器用さを持った人。
    それは抜群の集中力と自分に対する厳しさによる賜物。
    誰に対しても愛情を持って接することができるので、人望も厚いでしょう。」
    とのこと。

    そこには、こんな言葉が添えられていました。
    「器用」=集中力があり、何事も上手くこなせる人。
    「一度に複数の仕事をこなす器用さを持った人。
    それは抜群の集中力と自分に対する厳しさによる賜物。
    誰に対しても愛情を持って接することができるので、人望も厚いでしょう。」

    どうなんでしょうか?

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/13(木)

    今日のご利用【メール1名】

    毎日お参りしている水鏡天満宮。
    再開発で那珂川沿いに移転して、2030年以降に新しい街になるとのこと。
    寂しい気がします・・猫さんたちのことも心配です。


    今日は、大学に行って学生の皆さんとお会いしました。
    若者は、いろんな夢を抱いています。

    どこかにチャンスがないかと探し回っている若者がいます。
    驚くようなチャレンジをしようとしている若者がいます。
    まだ夢をみつけられずに悶々としている学生がいます。

    大人になって、経験の量が増えると、夢が持てなくなります。
    失敗する怖さが湧いてきます。
    成功する確率を計算して諦めます。
    体力や気力が衰えてきます。

    そうして、大人は夢を持たなくなり、夢を追わなくなります。
    いくつになっても可能性があるのに・・・
    もったいない。

    若いみなさん
    たくさん夢を見て、たくさんチャレンジしてほしいです。
    チャレンジしないと、成功確率はゼロです。
    成功確率は小さくとも、チャレンジした者だけしか夢を実現できません。

    どうぞ良い夢を。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/12(水)

    今日のご利用【メール2名】

    雨が降ったり止んだりのややこしい天気でした。
    昨日は祝日だったので、今週のお勤めは4日です。
    でも、仕事は5日分あるので、結構忙しいです。


    親子の関係がとても厄介なことがあります。
    「厄介」とは、扱いに手数がかかるわずらわしいこととされています。
    これまでに出会った若者のことを(かなり脚色して)書いておきます。

    養育しない親ー子どもを育てない親の元で育った若者と出会いました。
    多くの若者が身につけている生活力や社会性を持ち合わせていません。
    食事を作ること、衣類を洗濯すること、言葉や計算を学ぶこと、友達と遊ぶことなどの経験がほとんどありません。
    ひとりで言葉を学んで、大学まで進学し、卒業しました。

    その若者には、重い発達上の特性もありました。
    何も知らない、何もできない、誰とも関われないといった感じです。
    学校でも、職場でも、私生活でもうまくいかないことばかりだったようです。

    あるきっかけで親元を離れてから、育ち直しを始めました。
    本人は、「初めて、生きることができている」と言っています。
    長い時間がかかると思いますが、ゆっくりと、でもしっかりと生きる力を身に付けてほしいと思います。

    必ず希望はあります。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/11(火・祝)

    今日のご利用【電話1名】

    朝は日差しがありました。
    その後、夜まで相談室に籠っていたので、昼間の天気はわかりません。
    夜中の帰り道はまだひんやり。
    微妙にまだ寒いですね。


    終日、事務処理や書類整理をしながら、youtubeで心理学の探求をしていました。
    脳科学者 中野信子さんの面白い解説動画を見つけました。

    スパイト行動の解説動画です。
    「スパイト(spite・英)」とは、悪意、いじわるという意味の言葉です。
    「スパイト行動」は社会学の用語で、国際比較では日本な行動パターンがあるとのこと。

    一般的には、「スパイト行動」は、競争環境のなかで、自己の利益のために他者を損なう行動を言います。
    自分より多くの利益を得ようとする人がいると、多少損をしてでもその人に意地悪や妨害をします。
    結果として、自分が誰よりも利益を得ることになりますが、妨害のためのコストもかかるので、損失も生じます。
    勝負には勝ちますが、自分も他人も共に損をします。

    では、日本で特異な「スパイト行動」は、どんなものでしょうか?
    集団の中でひとりだけ多くの利益を得ようとする人がいると、一般的な行動と同様に意地悪や妨害をします。
    結果として、集団内に飛び抜けた利益を得るものはなく、メンバーが概ね同じような利益を得ることができます。
    誰も勝つことがなく、誰も負けません。

    日本的な「スパイト行動」がどうして生まれたのか?
    まだその理由を突き止めるまで研究は進んでいないようです。

    私の思う仮説のひとつは、天災の経験から生まれた共働意識によるもの。
    多くの災害で集団全体が財産を失い、皆が協力しながら社会の再興を繰り返す中で特有の社会性が醸成されたという説。
    他者を思いやる「利他行動」であり、他者からの「いじめ回避行動」でもあります。

    私の思うもうひとつの仮説は、ムラ社会で生まれた同調圧力によるもの。
    ムラ社会では、土地や水、食物などは共有財産で、それをひとり占めしようとする者を激しく攻撃するという説。
    「出る杭は打つ」という文化です。

    2つの仮設、どちらも他者の目を気にするという点は共通。
    日本らしさの圧力は生きづらさを生みます。
    日本社会の良いところは大事にしながら、自分らしさを失わないでほしいです。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/10(月)

    今日のご利用【ありませんでした】

    今日も寒さが緩んだ感じですが、最低気温は0℃あたり。
    十分に寒いですね。
    ネコさんも寒いです。


    2024年4月、すべての事業者に合理的配慮が義務化されました。
    障害のある人から配慮の申出があった場合に、負担が重すぎない範囲でその求めに応じなければなりません。
    障害者差別解消法によるもので、行政機関や企業はもちろん、学校や非営利法人、個人事業主、ボランティア団体なども対象です。

    合理的配慮の提供について「建設的対話」が呼びかけられています。
    とても大切なことです。
    障害のある人から配慮の申出があった場合に、事業所はその求めに「応じられる」「応じられない」いわば「〇」「×」を判断します。
    「建設的対話」は、障害者からの申出への対応が難しいときに「応じられない」=「×」としない方法です。
    障害者と事業者の双方が対話して、代わりの手段を見つける努力をします。
    つまりは「別の方法で配慮する」=「△」という解決方法です。

    社会の問題も、知恵を出し合って話し合うことで解決できると思います。

    明日は祝日。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/9(日)

    今日のご利用【メール1名】

    今日も寒かったですね。
    相談室のガラス越しに外気の寒さが伝わってくるのでカーテンを閉めっぱなしです。
    それでも寒いので、電気代を気にしながらオイルヒーター使いました。

    水鏡天満宮の梅のつぼみが膨らみ始めました。


    今日は、予約のない1日だったので確定申告を仕上げました。
    私は、3つの収支を合計して申告します。

    ひとつは、勤め先の給料(1~12月の給料とボーナス)です。
    所得税や社会保険料などが控除されているので、源泉徴収票をもとに申告します。
    確定申告では、給与所得という扱いになります。

    ふたつめは、64歳から受け取っている年金です。
    控除はありませんが、源泉徴収票が発行されるので、その内容どおりに申告します。
    確定申告では、雑所得となります。

    みっつめは、NPO法人さくらピアプレイスの元になった個人事務所の相談事業です。
    ひとりでやっていた相談事業を1年前から順次さくらピアプレイスに移しています。
    収入はありませんが、いろんな経費支出が残っていて収支は赤字です。
    確定申告では、事業所得となります。

    確定申告では、3つの収支をすべて合計して、家族や医療費、保険料等をもれなく控除します。
    所得税を計算して、すでに支払っている税金額で足りないときは追加して支払い、多いときは還付して(返して)もらいます。
    今年は還付です。
    マイナンバーとパソコン、カードリーダーがあれば、電子申告できます。
    確定申告は2月16日~3月15日ですが、電子申告は1月からできます。

    20年近くの会社経営と経理経験、FPの勉強が役立ってます。
    そうは言っても、だいぶ目と頭が衰えてます。
    あと何年できるのやら・・・。

    お金のことで困ったらどうぞご相談ください。
    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/8(土)

    今日のご利用【ありませんでした】

    極寒でしたが、『呼吸法・瞑想ワークショップ』を3名の参加で開催しました。
    お天気や交通機関、お仕事などの事情で参加できない方がいらっしゃいました。
    次回は3/29です。

    水鏡天満宮で久しぶりにお会いした猫さん。


    今日、ふと考えたこと。
    人の感覚は多様です。

    人には主に7つの感覚があります。
    視覚=目で色や形、光などを感じる感覚
    聴覚=耳で音や声などを感じる感覚
    味覚=舌で味を感じる感覚
    嗅覚=鼻でにおいや香りを感じる感覚
    触覚=皮膚や筋肉で固さや質感、温度などを感じる感覚
    固有受容覚=手足の状態・筋肉の伸び縮みや関節の動きを感じる感覚
    前庭覚=身体の動きや傾き、スピードを感じる感覚

    これらの感覚が同時にたくさんの情報を収集してくれます。
    目、耳、舌、鼻、皮膚、骨や筋肉などから得た様々な情報を組み合わせて整理、判断して反応します。
    これは、簡単なことではありません。
    脳が瞬時に極めて高度な作業をしています。

    うまくいってあたり前のようですが、そうではありません。
    神経発達症(発達障がい)がある方の中には、感覚のばらつきがみられます。
    特定の感覚が敏感なこと、逆に鈍いことがあります。
    聴覚が過敏な方がイヤーマフを使ったり、視覚過敏な方がサングラスを使ったりして刺激を和らげます。
    聴覚が苦手な方が文字や図でコミュニケーションをとったり、視覚が苦手な方は聞くことで理解しやすくなることがあります。
    優れた感覚をうまく使い、苦手な感覚を補う方法を身に付けることで学業や仕事への適応を高めることができます。

    神経発達症(発達障がい)がある方のには、感覚を統合、整理して反応する機能がうまくいかないこともあります。
    人は、目で見たことを言葉にしたり、身体を使って反応したりすることができます。
    情報の伝達などがうまくいかない特性があると、反応が遅かったり、不器用な動作になったりします。
    自分の特性を知って対処する方法を身に付けたり、周囲の理解や協力を得ることで様々な場面に適応することができます。

    能力不足や怠けと思われてつらい思いをすることが少なくありません。
    他者は自分と同じと思わないことが大事です。
    どんな感覚を持つ方なのかを感じとって接するのがいいですね。
    みんな違うということ。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/7(金)

    今日のご利用【ありませんでした】

    寒いですね。
    このところ最低気温0℃前後の日が続いています。

    明日はワークショップです。


    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/6(木)

    今日のご利用【ありませんでした】

    2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
    詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


    今日は、博多駅近くの事業所を訪問しました。
    久しぶりに博多駅のコンコースを歩きました。

    平日の昼間なのにすごい人の波でした。
    ついつい人間観察をしてしまいます。

    外国旅行者が多くいらっしゃいます。
    旅行者の動きのリズムは、仕事や生活と違います。
    基本的に動きはゆっくりで、目線はキョロキョロとしています。
    数人から数十人でゆっくり動くので、急いでいる人たちとよくぶつかります。

    スマホを見ながら歩く人をたくさん見かけました。
    ながら歩きは良くないといわれますが、本当に多いです。
    若い人たちはスマホを器用に操作しながら、人波をスイスイと上手に歩きます。
    高齢の方は、視界が狭くなり、反応も鈍くなるのでかなり危険です。
    ぶつかりそうになったり、実際に接触することもあります。

    白杖を使って歩く方がいました。
    人が多いので、点字ブロックの上にたくさんの人がいます。
    コツコツと杖でブロックを叩いて音をたてて、自分の存在を知らせます。
    そうすると、人ごみの中に一本の道が開けます。
    かなりの速足で歩くのを驚きの気持ちで見入ってしまいした。

    家族、親子、友人、カップル、仕事仲間など、いろんな関係も見えます。
    人ごみは好きではありませんが、人間観察は面白いです。
    今日はこれくらいで・・。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/5(水)

    今日のご利用【ありませんでした】

    2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
    詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


    歳を重ねるといろんな性格の変化が現れます。

    怒りっぽくなります。
    脳の中ではいろんな感情が湧きます。
    同時に、それらの感情を抑える働きもあります。
    脳が老化して抑制機能が衰えると、怒りの感情を抑えられなくなります。
    そうしてキレる老人が生まれます。
    認知症との関連もあるといわれています。

    歳と共に感情のコントロールが効かなくなって、人は怒りっぽくなります。
    不安や怖れや悲しさの感情も強くなります。
    同時に、喜びや楽しさ、明るさなどの正の感情も豊富になります。
    どちらになることもできるということです。

    頑固になります。
    長い年月を生きていると、経験の量が増えていきます。
    高齢者は若年者より経験量を多く持っています。
    経験が譲ることのできない信念を生みます。
    それは簡単に曲げることはできません。

    歳と共に積み重ねてきた知識や経験は信念に変わっていきます。
    固くなると、それは柔軟性を失って頑固となります。
    高齢になっても、学び続けることができると言われています。
    常に新鮮な知識や経験と触れ合うことで、頭が固くなることを防ぐことができます。

    ユングは、人の心の中に「老賢人(オールドワイズマン)」と「太母(グレートマザー)」を発見しました。
    「老賢人」は、経験と知恵が豊かで正しい道に導く人とされます。
    「太母」は、あらゆるものを包み込み、育てる豊かな心を持つ人とされます。
    これらは人のありたい姿です。

    道を照らし、すべてを包む込む人でありたいと思います。
    とても難しいけど・・・。

    おやすみなさい。
    (山口)

  • 2/4(火)

    今日のご利用【電話1件】

    2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
    詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


    大寒波が来ました。
    寒くなると、うつになったり、気持ちが落ち込んだり、こころが不安になることがあります。

    冬になると発症するうつがあります。
    季節性情動障害(SOD)と呼ばれ、原因は、日照時間が短くなるとのだと考えられています。
    脳内のホルモン代謝の変化で、うつ症状になるようです。
    つまり、冬はうつの季節ということ。

    寒くなると心身に不調が生じることがあります。
    寒暖の変化で自律神経が乱れて、からだやこころに変化が起こると考えられています。
    寒さで血管が収縮して血圧が上がり、呼吸が乱れます。
    こころには、不安や落ち込みなどが生まれ、うつ不眠になりやすくなります。
    社会とのつながりが減り、孤独や孤立に陥りやすくなります。

    上(↑)の「呼吸法・瞑想ワークショップ」に出かけてみるのはいかがでしょうか?

    おやすみなさい。
    (山口)

    • 2/3(月)

      今日のご利用【ありませんでした】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      お勤め先の源泉徴収票が届くまで、確定申告がちょっと一段落。
      なので、microsoft365とGoogle Workspaceの設定をしています。

      どちらも組織が会社の業務で利用できるグループウェアです。
      メールや会議、スケジュール管理、データ共有などがパッケージで提供されます。
      通常は相当な金額が必要なのですが、両社の社会貢献活動の一環でNPO法人には無料で提供されます。

      多少使ったことがある程度でほとんど知識はありません。
      いろいろと調べながら試行錯誤でやってます。
      いつになったらできあがるのか・・・と思いつつ、日々パソコンに向かっています。

      どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、助けてほしいです。

      では、おやすみなさい。
      (山口)

    • 2/2(日)

      今日のご利用【電話1名、メール1名】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      技術やしくみが進化して、便利なものや豊かなくらしが手に入る時代になりました。
      それなのに社会には、人を思いやる余裕がなくなっているようです。
      豊かさや幸福に偏りがあります。

      成功している人、財産をたくさん持っている人も、こころが豊かでなかったりします。
      人を信じなかったり、人を傷めつけたり、人の苦しみから目を背けたりします。
      活動的で、幸福に見えても、社会的には孤立して、多くの人々のこころがひきこもっています。

      そんな世の中で社会的な成功や物や金銭の豊かさがなくても、こころ豊かな人々がいます。
      豊かさの源はそれぞれ違って多様です。

      社会にこころの豊かさと寛容さが少しでも増えればいい。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 2/1(土)

      今日のご利用【来室1名】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      自分らしく生きることはとても大切なことです。
      多くの人々が自分らしく生きたいと思い、願っています。
      自分らしく生きられないために、悩んだり、苦しんだりします。
      そうして生きづらさを感じます。

      自分らしさを求めて人は悩み、苦しみ、そして努力します。
      それを妨害したり、阻害したりするものに抗いながら進まねばなりません。

      外なるものとも闘わねばなりません。
      ・社会の常識や規則
      ・家族や周囲の人々の期待や思い
      ・受けてきた教育
      ・経済的な限界(手元資金)
      ・世の中の空気

      内なるものと闘わねばなりません。
      ・自己否定や自己肯定感の低さ
      ・不安感や恐怖心
      ・知識や経験の量
      ・他者との比較
      ・迷いや勇気のなさ

      あなたにはあなたの人生があります。
      自分らしく生きようと思う方、ここで話しましょう。

      あなたはできる。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/31(金)

      今日のご利用【来室1名】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      今日で1月が終わりました。
      明日から2月、来週には本格的な寒さが来るそうです。

      徐々に寒くなっていきます。
      温かくしてお過ごしください。

      パソコンの調子が良くないので今日はここまでです。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/30(木)

      今日のご利用【メール1名】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      2024年の自殺者数(暫定値)が公表されました。
      この統計は、警察庁による速報値で、確定値は3月に公表されます。

      自殺者数20,268人は、前年より1,569人(7.2%)減りました。
      一方で、小中高生の自殺が増えて、過去最多となりました。
      新聞等の報道は概ねこんな感じです。

      公表数値を詳しく見ると、とても重い部分がありました。
      小中高生の自殺者数は、前年の513人から527人(+14人)に増えました。
      これを男女別にみると・・・
      男性は、259人から239人に20人減りました。
      女性は、254人から288人に34人増えました。

      小中校の女子児童や女子生徒の自殺が顕かに増えているのです。
      小中高生の女性の自殺者数が男性を上回ったのは初めて(確かめていません)かもしれません。
      コロナ禍で20代、30代の女性の自殺が増えました。
      今、女性の自殺の低年齢化が起きているかもしれません。

      この社会の深いところで、生きづらさが広がっているような気がします。
      これからよく聴き、よく調べ、確かめていこうと思います。

      重い気分です。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/29(水)

      今日のご利用【メール1名】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      ある相談者と話した「生き方の見つけ方」のことを書き始めましたが、うまくいきません。
      また、改めて書きます。

      今日はブログをお休みします。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/28(火)

      今日のご利用【メール2名】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      昨日のフジテレビの会見は10時間に及びました。
      被害者の女性について感じたことを書いておきます。

      ある記者が、目線が違うと言っていたようですが、詳しいやり取りは覚えていません。
      「女性の体調や回復を第一に考えていた」といった説明に、当事者目線がないことを追及していました。
      その記者は、女性がどう感じていたのか、何を望んでいたのかが伝わってこなかったのでしょう。

      心や体に深い傷を負うと、直後に起こる強い反応のあとに、PTSDといわれるストレス反応が長期に残ることがあります。
      専門家の下で長期間の治療やカウンセリングを受けることが望しいです。
      恐らく掃除者の女性が会見を見ていたら、とてもつらい思いを抱いただろうと思いました。
      フジテレビの役員は経営の専門家であり、治療や心のケアができる人たちではありません。
      会社を辞めたとしても、良い環境で適切なケアを受け続けていらっしゃることを願うところです。

      人は、他者の目線で物事を見たり、他者の気持ちに共感したりすることができます。
      生まれつきこれらをうまくできる人がいます。
      努力をしてできるようになる人もいます。
      どうれだけ頑張ってもできない人もいます。
      生まれつき万人に備わっている、当たり前のものではないと知っておくこといいです。

      感情という気持ちのやりとりで人はコミュニケーションをとります。
      「感じること(インプット)」と「表現すること(アウトプット)」で心を通わせます。
      これは、簡単ではないかなり高度な頭脳の作業です。
      これらがうまく行かないからこそ、人間関係が難しくなるのです。
      できるのが当たり前でないので、努力して初めて他者と心地良く関わり合えるようになるのです。

      病気や障がいの特性のせいで他者目線が持てなかったり、感情のやりとりが難しい方もいます。
      自閉すペクトラム症には、他者の感情を理解したり、共感したりすることが難しいという特性があります。
      発達特性によっては、感情は豊かであっても、その感情を表現できにくい方もいます。
      他者の感情だけでなく、自分の感情もわからない失感情症(アレキシサイミア)という病気もあります。

      いま一度、自分を振り返ってみたいです。
      寒くなりました。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/27(月)

      今日のご利用【メール1名】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
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      フジテレビの長い会見が続いています。
      2つの大事なことが話されています。

      「人権」
      ひとりの女性の人権が損なわれています。
      詳しいことはわかりませんが・・・信頼していたたくさんの人や組織から人権を侵害されました。
      国連の世界人権宣言の第1条にこう書かれています。
      「すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」
      人を縛ったり、妨害したりして、人の自由な意思を妨げてはいけません。
      人を傷つけたり、貶めたりして、人の尊さを損なってはいけません。
      人を攻撃したり、人を拘束したりして、人の権利を奪ってはいけません。

      「ガバナンス(統治)」
      会社組織のガバナンス(統治)が問われています。
      コンプライアンス(法令順守)やリスクマネジメント(危機管理)に欠陥がありました。
      組織が社会から信用を得るには、コンプライアンス(法令順守)やリスクマネジメント(危機管理)が求められています。
      コンプライアンス(法令順守)は、組織が法律や規則を守るだけでなく、高い倫理観を持って社会の模範となることです。
      リスクマネジメント(危機管理)は、組織が損失を被ったり、信用を失ったりしないように注意を払って管理をすることです。

      ひとりの活動からNPO法人の活動になりました。
      組織になったことで、仲間が増え、活動の幅が広がりました。
      一方で、「人権」と「ガバナンス」への責任がとても重くなりました。

      がんばります。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/26(日)

      今日のご利用【メール1名】

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      今日は、相談室でワークショップの打ち合わせをしながら、事務作業をしました。
      確定申告の準備と償却資産(固定資産税)の申告を終えたことをお伝えしました。
      ホッとしていたら、源泉徴収の法定調書の申告が残っていることに気づきました。

      従業員がおらず、源泉徴収もしていないので申告するものがありません。
      しかし、申告すべきものがないということを申告しなければいけないようです。
      電子申告でできないかと四苦八苦して、何とかやりました。
      大丈夫なのか不安です。
      税金を納めていないわけではないので、きっと大丈夫でしょう。

      法人というのはやることが多いです。
      会社の社長や取締役を15年くらいしていたので、だいたいのことはわかります。
      そのときは、社員たちと一緒に悩みながらやっていました。
      今、ここにはまだ職員がいないので、ひとりでやってます。
      知恵や記憶がどんどん衰えているので、いつまでできるかわかりません。

      お手伝いいただける方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。

      明日からお勤めです。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/25(土)

      今日のご利用【電話1名、メール1名】

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      今日は、来室がなく、電話相談やメール相談の方とお話をしました。
      相談室のずっとひとりだったので、黙々と作業できました。
      そのおかげで、この時期にやらなければいけないことをいくつか終わらせました。

      ひとつは、私個人の確定申告の準備です。
      12月までの1年間の収入と経費を整理して、会計ソフトに入力をしていきます。
      お勤め先の給料と相談室(個人分)の収入、年金収入などをもれなく申告します。
      同時に、仕事に使った経費や医療費(病院代や薬代)なども申告します。
      ポイントは、もれのないようにすることです。
      そうして、1年間の所得に応じた所得税を国に納めます。
      95%くらい仕上がり、あと少し書類を揃えれば申告します。
      申告期間は2月16日~3月15日です。

      ふたつめは、固定資産(償却資産)の申告です。
      事業のために使う10万円以上の資産の価額に応じて固定資産税を福岡市の納めます。
      個人の事業も法人の事業も同じで、1月末が申告期限です。
      土地や建物などの資産はありませんが、パソコンなどには10万円を超えるものがあります。
      資産が少ないので、実際に税金を納めることはありませんが、申告はきちんとするのが当たり前です。
      すべて仕上げて、今日申告を終えました。
      今は、電子申告ができるので、とても楽になりました。

      ちょっと疲れました。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/24(金)

      今日のご利用【メール1件】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      精神障がいや精神疾患がある若い方々に関わることがあります。
      障がいや病気には、生まれつきのものと何らかの困難な出来事が関係してるものがあります。
      生まれつきの障がいや病気があると、困難な出来事が起きやすくなります。
      両方が絡み合って、難しいことになります。

      神経発達症(=発達障がい)は、生まれつきの脳の働きの偏りです。
      発達障がいという言い方が一般的ですが、「障がい」という言葉を使いたくないので、ここでは神経発達症と言います。
      この障がいのつらさは、当事者にしかわからないことが少なくありません。

      物事がよくわかっているのに、思うようにそれを表現や行動にできなかったりします。
      読み書きや計算が良くできるのに、聞いたことの意味だけがわかりにくかったりします。
      人ののやり取りで、意図やニュアンスが読み取れなくて、空気が読めないと言われます。
      手先が不器用で、物を落としたり、何倍も時間がかかったりします。

      WAISという検査を受けると、その特性や偏りがわかります。
      全体のIQと4つの領域別のIQを測り、その偏りを評価します。
      1)言語理解は、言葉の理解や処理、表現の能力を測ります。
      2)知覚推理は、視覚情報の解釈や利用、非言語的な解決能力、パターン・図形・空間の理解を測ります。
      3)作業記憶は、情報の短期記憶の利用や解決、計画や計算の能力を測ります。
      4)処理速度は、迅速に課題を処理できるかを測ります。

      これらがバランスよく発達していると、理解や記憶、処理、行動などが全体としてうまくいきます。
      これに偏り(能力のバラツキ)があると、うまくいかないことが起きます。

      バランスの良さを求める社会では、このつらさが高まります。
      バランスを気にしない社会では、つらさは軽いと言われています。

      寛容な社会がうれしい。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/23(木)

      今日のご利用【メール1件】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集中。
      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      年末に申請していたmicrosoftの非営利法人プログラムがようやく承認されました。
      microsoftは、社会貢献活動の一環としてNPO法人などの非営利活動を支援しています。
      認証を得ると、office365などが一定数まで無料で利用できます。

      申請したのは12/29でした。
      およそ25日間かかりました。
      通常7日以内とされている手続きに3倍以上の期間を要しました。

      確認資料をメールでやり取りします。
      1回目に送信した資料は、ファイル形式が異なって再提出となりました。
      2回目は、送信したもののmicrosoft社側で到着が確認できませんでした。
      3回目は、2回目と同じ結果でした。
      こころ折れそうになり、怒りの持って行きどころのないストレスを感じながら、やりとりを続けていました。
      4回目と5回目は、送信方法を変えて送ったら、ようやく到着しました。

      ようやく認証得たのでホッとしたいところですが、気持ちは晴れません。
      いろんなところとメールのやり取りをしますが、メールが到着しないということは記憶にありません。
      モヤモヤとしたままで終わってしましました。

      同じ12/29に申請したmicrosoftの非営利法人プログラムは、5日後の1/3に認証得られました。

      今日はゆっくり寝ます。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/22(水)

      今日のご利用【メール1件】

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      詳しく右のリンクから ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      思いどおりにいかないことがあります。
      どんなに頑張っても報われないことがあります。
      世の中や他人は、私の望むとおりにならないからです。
      長い時間を生きる中で、そんなことがときどきあります。

      思いや願いが強いほど、その反動で起きる感情は激しくなります。
      あらゆる困難を乗り越える強い力や勇気を生み出すことがあります。
      そして、強い意志の力で超人的な記録や成果、天才的な作品を生み出すことがあります。

      思いや願いが強さは、イライラや頑なさ、怒りが湧かせることもあります。
      日常では、このような負の感情に困ることの方が多いです。
      攻撃的になると、人を傷つけることがあります。
      ときに自分を傷つけることもあります。
      人間関係を破綻させることもしばしばです。

      うまくこころを落ち着かせることができると、激しい感情が波が引くように消え去ります。
      そのようなこころを育んでいければ、少し生きることが楽になります。

      一緒に考えましょう。
      今日はここまで・・おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/21(火)

      今日のご利用【メール1件】

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      ずっと記憶に残っている言葉があります。
      「人は人で病み、人は人に癒される」
      ということ。

      人は様々な個性や特性、それぞれの考えや思いを持っています。
      ひとりでいれば、何も問題ありません。

      他者と関わりがある場所にいると、様々な違いがいろんな関係性を生みます。
      憎しみや妬み、怒り、嫌悪といった負の感情を生むことがあります。
      負の感情で人は病んでいきます。

      親しみや喜び、愛情といった良い感情も生みます。
      これらは、人の心を癒します。

      つらいときはひとりの世界に籠りがちになります。
      気分の良いとき、気候のいいときに出かけてきてください。

      語りましょう。
      では、おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/20(月)

      今日のご利用【メール1件】

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      最近、こころを揺さぶられる報道が多くてつらい気持ちになっています。
      明るいニュースや楽しい話題に触れても、こころが湧き上がりません。

      1/18ひとりの元兵庫県議が自死で亡くなりました。
      ニュース等にも出ている竹内英明さんです。
      兵庫県の内部告発文書や県知事をめぐる様々な動きの中にいた方です。
      この問題に思うところはありますが、ここでは触れません。
      竹内さんの自死に気持ちが揺さぶられる原因ははっきりしませんが、2つのことが気になっています。

      ひとつは、SNSを中心に人々が攻撃的になっていることです。
      竹内さんは、とても多くのデマや誹謗中傷に苦しんでいました。
      そのことを公にして2024/11/18に自分と家族の安全が脅かされているとの理由で県議会議員を辞職しました。
      その後も、誹謗中傷は止まず、自死に至ったのではないかと言われています。
      攻撃的な投稿などは、かなり大きな集団となっていたようです。
      ネットやSNSの中で人が狂暴化し、集団化しています。
      今のIT技術には、これらの暴挙を抑制する力量はなさそうです。
      同じような事件があとを絶たない時代になっています。

      もうひとつは、ファクトチェックを受けることのない情報が大量に流布していることです。
      ネットやSNSでは、あらゆる情報が瞬時に拡散します。
      誰でも簡単にリアルで本物らしい画像や映像を作れるようになりました。
      正しいものばかりでなく、事実でないもの、正確でないもの、悪意を含むものも混ざっています。
      SNSの世界では、これらの危うい情報が大きな収益を生みます。
      リアルな世界で悪意の事業は淘汰されますが、この世界のビジネスは善悪入り混じっています。
      新聞やテレビはオールドメディアと言われています。
      しかし、その報道は正確な事実であることが厳しく求められています。

      人を死に追い込むまでに狂暴化し、真偽不明になっている世界・・・。
      私は、オールドメディアの記事のほうが落ち着いて、穏やかな気持ちで読めます。
      どんなときもこころ穏やかでいたい、と思います。

      竹内英明さんの活動の正否や善悪はわかりませんが、人のこころに触れる情熱あふれるものでした。
      ご冥福をお祈りします。

      SNSの世界から少し離れてみるのはどうでしょうか?
      どうぞリアルな世界でお話しにおいでください。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/19(日)

      今日のご利用【SMS1件、メール1件】

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      1日中、相談室から外に出ることなく、会計の作業をしていました。
      この時期は、いろいろと事務作業の多い時期です。

      時折、ネットのニュースやYoutubeを見ます。
      中居さんとフジテレビのことが気になります。
      そして、いろんなことを考えてしまいます。
      今夜は、パーソナリティに焦点を当てて少し書いてみます。

      中居さんの所業は、犯罪に相当するような非道なものです。
      どうして人はそのようなことができるのでしょうか?
      人の認知=物ごとの捉え方は、生まれつきのものでなく、ほとんどが環境で決まります。
      彼は、法律やルールを越えて、どこまでも許されると感じていたのでしょう。
      欲や興味や期待がすべて叶えられて、衝動的な行動が許されるという、反社会的な人格を作り上げてしまったようです。
      昔の王様やお殿様のような状態です。
      環境を変えて、心理療法を受けることで、普通の感覚を取り戻すことができると言われています。

      反社会的な人格の一部に、生まれつきのタイプの人がいます。
      サイコパスと言われるタイプです。
      話上手/魅力的な容姿/平気で嘘をつく/人を操る/良心・罪悪感の欠如/冷淡/共感性の欠如といった特徴があります。
      生来、感情や良識を欠いており、人を致命的な程に傷つけても反省することはありません。
      このタイプのDVやハラスメントの加害者、ストーカーに出会ったときは、全力で逃げなければいけません。

      パーソナリティは一人ひとり異なって、個性の多様性を生み出します。
      しかし、パーソナリティが生きづらさの一因になることもあります。
      怒り、不安、恐怖、狂暴性、強迫観念などの感情が暴走しそうになるほど強い方は、自分を見つめてみるといいです。
      自分のパーソナリティを理解するのは難しいので、カウンセラー等と一緒にすることをおすすめします。


      パーソナリティを見つめることで、生きづらさを軽くできることがあります。
      どうぞご相談ください。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/18(土)

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      ひと昔前に生まれていたら、60歳で仕事を辞めて、ゆっくりと年金生活を送っていたのでしょうか?
      65歳の今、世の中の早い変化に揺さぶられながら、毎日過密なスケジュールで働き続けています。
      時間の流れは速く、こころにゆとりはなく、からだは常に緊張しています。

      田舎は、先祖代々のお墓と仏壇を大事に守る家だったので、お寺さんはお馴染みです。
      小さい頃から折々、正座して長いお経は説法を聴く生活が普通でした。
      姿勢を整え、目を閉じて、静かに息をし、経を聴き、身体を感じます。
      都会で暮らすようになって、こんな時間を失いました。

      疲れたこころを回復させる心理療法に「マインドフルネス」があります。
      呼吸法や瞑想などによって、「今ここ」に意識を向かわせ、こころとからだを癒します。
      東洋仏教が源流とされ、禅、ヨガ、気功などと似た技法が多くあります。
      世界中の精神医療で実践され、その効果が高く評価されています。

      人は、過去の経験から痛みや苦しみを感じ、将来に怖れや不安を感じます。
      これらに囚われるとこころが病み、仕事や生活に支障が出るようになります。
      今の自分に気持ちを向かわせることで、過去や将来への囚われから解き放たれます。

      呼吸法と瞑想で生きづらさを和らげる・・・人類が生み出した知恵です。
      どうぞお試しください。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/17(金)

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      阪神淡路大震災から30年。
      失われたいのちに祈りを捧げます。

      そのとき私は35歳でした。
      被災者の厳しい状況に行政ができることは限られていました。
      被災者同士で助け合ったり、全国からたくさんの市民が支援に集まりました。
      日本にボランティア文化は根付かないと言われていましたが、この年がボランティア元年になりました。

      何かできることはないかと考えました。
      できたことは募金くらいでした。

      大地震は、一生に一度くらいの稀な出来事だと思っていましたが、その後、多くの大地震が日本を襲います。
      1995年 阪神淡路大震災
      2005年 福岡県西方沖地震
      2007年 新潟県中越沖地震
      2011年 東北地方太平洋沖地震
      2016年 熊本地震
      2024年 能登半島地震


      私が56歳の時に、熊本地震が発生しました。
      数週間後に、社協のボランティアセンターが立ち上がりました。
      およそ半年の間の毎週末、高速で益城町に通って、崩れた地盤や倒壊した塀の片付けに汗を流しました。
      被災された方、各地から集まったボランティア、社協のみなさん、いろんな方々とお会いしました。
      改めて思い返すと、今の日常と全く異なる世界です。

      スーパーボランティアの尾畠さんにもお会いしました。

      明日の平和を祈ります。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/16 (木)

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      会員・利用者・関係者は無料、一般の方は500円です。
      詳しくは ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      明日は、阪神淡路大震災から30年の慰霊の日です。
      災害は多くの人のいのちやくらしを奪います。

      あの日の朝、目覚めてテレビのニュースを見たときの驚きが蘇ります。
      人は、努力して作った街や暮らしがこれからも発展し続けると無意識に信じています。

      いのちやくらしが続くことを信じることで人はこころの安定を保っています。
      その信念が打ち壊されたときに、人は恐怖や絶望や無力を感じます。

      私のいのち、誰かのいのち
      私のくらし、誰かのくらし

      今のままにあり続けることのありがたさを感じます。

      明日は祈りの日です。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/15 (水)

      今日のご利用【メール1件】

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      会員・利用者・関係者は無料、一般の方は500円です。
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      自律神経が、人のこころやからだの快適さに関係しています。
      自律神経には、交感神経と副交感神経があって、それぞれアクセルとブレーキの役割を果たしています。
      昨日に続いて、自律神経の話をします。

      悩みやストレスが多い環境で頑張り続けていると、うつになります。
      頑張っている状態は、交感神経が働いている状態です。
      こんなときは、適度に副交感神経を働かせて、こころやからだを休めることが大事です。
      からだがリラックスして心拍や呼吸がゆっくりになって、こころが穏やかになる時間です。
      寝ている状態が一番わかりやすいです。

      うつっぽくなると、ずっと考え続けて、行動し続けないと落ち着かなくなります。
      常に交感神経が優位になっていて、そのうち夜も寝ないで考え続けるようになります。
      こうなると、早めに病院行った方がいいです。
      眠るための薬と心を落ち着かせる薬などを処方されることが多いです。
      まずは、交感神経の暴走を止めるということです。
      そうすると、少し落ち着きます。

      しかし、薬は交感神経の暴走を止めているだけなので、うつは治っていません。
      仕事を休むなどの方法で、悩みやストレスから離れることも大事です。
      できるだけ寝たり、ダラダラとして過ごして、副交感神経を元気にしていきます。

      リラックスする方法を見につけることも有効です。
      そのひとつが呼吸法です。
      深い呼吸は、副交感神経を活性化して、こころとからだがリラックスします。
      瞑想も有効です。
      過去や未来に囚われっている意識を今の自分に戻していくと、不安やつらさが和らぎます。
      身体を動かくことも大事です。
      ゆっくりした動きでゆったりとした血液やリンパの自然な流れが身体を整えます。。

      こんな体験ができます。
      おつらい方、どうぞ『呼吸法・瞑想ワークショップ』へ

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/14(火)

      今日のご利用【ありませんでした】

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      会員・利用者・関係者は無料、一般の方は500円です。
      詳しくは ➡ 『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページへ


      人の体の中の神経には、運動神経と自律神経があります。
      運動神経は、意志の力で働く神経系で、手足の動きや顔の表情、会話などに役立っています。
      自律神経は、勝手に働く神経系で、心臓などの臓器や呼吸、血圧、体温などをコントロールしています。

      こころやからだの状態の快適さに関係しているのは、主に自律神経です。
      自律神経には、アクセルに例えられる交感神経とブレーキに例えられる副交感神経があります。
      気分を高めて活動的になるときには、交感神経が働きます。
      一方で、休んだり、リラックスしたりするときには、副交感神経が働きます。

      忙しさや緊張、不安が長く続くのは、交感神経のアクセルを踏み続けている状態で、いつか限界が来ます。
      一方で、疲れや病気などの心身の不調が続くのは、副交感神経のブレーキが効き続けている状態で、身体が動かず何もできなくなります。

      生活は活動のリズムに応じて、交感神経と副交感神経が入れ替わるのが良い状態です。
      仕事や運動をするときは、思い切り交感神経のアクセルを踏みます。
      休息や睡眠の時間は、副交感神経のブレーキを効かせます。
      ONとOFFを上手に切り替える感じです。

      ONとOFFのバランスは人それぞれです。
      こうでなければいけない、と思わずに自分の心地良いバランスを見つけると良いです。
      現代人は、ONが多くなりがちです。
      息抜きやリラックスのコツを身に付けて、意識してOFFを作ることで生きることが楽になります。

      どうぞ『呼吸法・瞑想ワークショップ』へ

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/13(月)

      今日のご利用【ありませんでした】

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      今日は成人の日です。
      この時期、各地で「はたちの集い」が催されています。
      福岡市でも今日開催でした。

      法律上の成人は、2022/4/1から18歳になりました。
      それまでは「成人式」と呼んでいたのですが、それでは都合が悪くなりました。
      多くの地域でこれまでどおり20歳で祝うことにしたので「成人式」➡「はたちの集い」と呼ぶようになったようです。

      発達心理学では、青年期から成人向かう時期を「モラトリアム期」といいます。
      こころもからだも成長し、社の一員となっていく過程のことです。
      人間は、地球上で最も自立に時間を要する生き物です。

      社会が豊かになって、安全にゆっくり成長に時間をかけられるようになったからだと言われています。
      また、先進国では、大人に求められる能力や技術の水準が高まって、教育の期間が長くなっています。
      中世では10代半ばで成人していましたが、今は20歳前後を成人とする国が大半です。

      こころの発達の視点では、いわゆる「おとな」になる時期は、平均的には30歳前後になのではと言われています。
      「からだ」や「あたま」が早く成長するのに「こころ」の発達には時間がかかるようです。
      このアンバランスさは、若者の生きづらさの原因のひとつと考えられます。

      成人や大人になる過程の時期は、生きづらくてあたりまえです。

      明日からお勤め。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/12(日)

      今日のご利用【ありませんでした】

      2/8(土)『呼吸法・瞑想ワークショップ』の参加者募集を始めました。
      今回2回目です。
      9/23に会員だけで1回目を開催して、その後企画や広報などの検討をしてきました。
      今回から、一般の方も参加する公開企画です。




      生きづらさがある18~49歳の方が対象です。
      生きづらさはいろいろです。
      さくらピアプレイスでは、「生きづらさ」「働きにくさ」「死にたさ」と表現しています。

      生きづらさの原因もいろいろです。
      病気、障がい、家族関係、人間関係、仕事関係、事故、トラブル、生活困窮など。
      人がみな違うように、生きづらさもみな違います。

      呼吸法と瞑想でこころとからだの緊張をほぐすことができます。
      交流会で自分を話すことができます。
      それぞれの生きづらいさを認め合う仲間との出会いの場になれば嬉しいです。

      ホームページ内に『呼吸法・瞑想ワークショップ』のページを作りました。
      たくさんのご参加をお待ちしています。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/11(土)

      今日のご利用【来室1名、メール1名】

      雪や氷はなくなったものの寒さは変わらず。
      しばらく冷たい朝が続きそう。
      今夜、雨模様なので明日の朝は要注意です。


      うつで苦しむ方います。
      人間関係や学校、仕事のことで悩んでうつ症状が出やすくなります。
      環境の影響で症状が出ることが多く、最初は適応障害と診断されることも多いです。

      人は悩みを抱えると何とか解決しようと一生懸命に考えます。
      自分のことならひとりで解決できますが、人間関係などの問題は相手があるので簡単にいきません。
      悩みが解決しない時間が長く続くと、頭と心が働き続けます。
      悩み事が頭から離れなくなって、眠れなくなったりします。

      そうなると立派なうつです。
      頭と心が働き過ぎている状態です。
      一生懸命考える真面目な人がなりやすいです。
      考えない人は、ほとんどうつになりません。

      回復するには、眠ることと休むこと。
      悩みの原因が自分の外の世界にあるなら、すぐに離れるのが一番。
      悩みが自分の中にある時は、悩みに共感してくれる人と共にいることがいいです。

      うつの中にいる本人は、客観的に自分を見ることができなくなっています。
      優しく見守りながら、回復に向かう道筋に導いてあげてください。
      衝動的に死にたくなることがあります。
      決して離れないで、目や手の届くところにいてあげてください。
      時間がかかりますが、必ず回復します。

      今夜も寒いです。
      温かくしておやすみください。
      (山口)

    • 1/10(金)

      今日のご利用【ありませんでした】

      今朝は、積雪があり、道路が凍りました。
      西鉄バスは、始発から運休でした。
      自転車で恐る恐るの出勤でした。


      今夜はインターネット回線が不調です。
      雪の影響かどうかわかりませんが、速度が低下しています。
      何とかここまで書きましたが、今日はここまでにしておきます。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/9(木)

      今日のご利用【メール2名】

      今夜は、この冬一番の寒さです。
      夜中の雪は積もりそうです。
      朝は、凍結注意です。


      就職支援の仕事に就いてわかったこと。
      ハローワークには、いろんな窓口があります。

      大学を卒業して間もないうつ病の女性から訊ねられました。
      「仕事を探していますが、どこへ行ったらいいでしょうか?」

      ●普通のハローワーク(各地)
      誰でも利用できます。
      求人票を検索して、希望の求人があると紹介してくれます。
      個別の支援などのサービスは通常ありません。
      障がいや病気がある方の専門窓口があります。

      ●マザーズハローワーク(中央区天神)
      女性専用のハローワークです。
      求人検索や応募ができます。
      個別支援やワークライフバランス支援があります。

      ●わかものハローワーク(中央区天神)
      35歳までの方が対象です。
      マンツーマンで3ケ月以内に正社員での就職を目指して支援します。
      短期集中で活動できる方にはおすすめ。

      ●新卒応援ハローワーク(中央区天神)
      学生(大学・短大・専門学校)と既卒・中退3年までの方が対象です。
      学生向け「就活」を支援するところです。
      各種セミナーもあり、マンツーマン支援も利用できます。
      障がいや精神疾患などがある学生向けの支援も利用できます。

      いろいろあることを説明すると、驚かれました。
      自分に合ったところを利用するようにご案内しました。
      国が運営しているので、安心して無料で利用できるのがうれしいです。
      サービスの評価は人それぞれです。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/8(水)

      今日のご利用【SMS1名、メール1名】

      強い寒波が来ています。
      日に日に空気が冷たくなって、雨粒が雪に変わり始めています。
      週末に向かって、覚悟が要りそうです。


      普通は、ある程度考えを整理したり、まとめたりしてから文章を書きます。
      考えながら書くというのは結構、難しいチャレンジです。
      うまくいくかわかりませんが、思っていることを書いてみます。

      今日、ある瞬間に感じたこと。
      「人は自分が見ている世界が常に正しいと思っている」ということ。

      仕事のやり方を他者に伝える場面でのこと。
      これまでは、私が見たり、聞いたり、体験したりしたことを言葉で伝えようとしてきました。
      表面的な手順などは伝わるのですが、大事な部分が伝わりません。
      大事な部分とは、心構えとか、マインドとか、理念とか、信念とかいうものでしょうか。
      どの言葉もフィットしませんが、核心のようなもの。

      どうしても言葉にならないので、今日、試したこと。
      仕事の場を共にしてみました。
      目の前で仕事ぶりを見せると、どうやら何か伝わるみたいです。

      「人は自分が見ている世界が常に正しいと思っている」とはどういうことか・・?
      言葉を聞くと、人は頭の中に勝手な絵を描きます。
      それは、話した人が見た絵とは似ても似つかないものになります。
      相談やカウンセリングという人と関わる仕事では深刻な事態になることがあります。

      人が触れ合ったり、場を同じくしたりすることが少なくなりました。
      それでも場所と共にすることが大事だと感じたということ。

      よくわからない、まとまりのない話になりました。
      考えながら書くとこういうことになるのです。

      今夜はこれでご勘弁を。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/7(火)

      今日のご利用【メール1名】

      新年のお勤め2日目。
      まだお正月気分残ってます。
      月初めの仕事が立て込んでいてちょっと大変です。


      『呼吸法・瞑想のワークショップ』を2月8日に開催します。
      生きづらさのある方向けのイベントです。

      人の「こころ」と「からだ」はひとつです。
      「こころ」と「からだ」がつながっていると表現する人もいます。
      「こころ」がつらいと感じるときは、「からだ」も不調になります。
      「からだ」に問題があると、「こころ」にも影響します。
      「こころ」が落ちているのに、「からだ」はメッチャ元気・・なんてことはありません。

      呼吸や瞑想は、「こころ」と「からだ」のどちらにも作用します。
      東洋では伝統的にこの作用に注目してきました。
      禅や気功、ヨガなどに共通します。
      生きづらさと向き合うスキルを身に付けませんか?

      2月8日(土)14:30~16:40 あすみん(福岡市NPO・ボランティアセンター)にて
      近々、申込み受付開始します。
      もう少しお待ちください。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/6(月)

      今日のご利用【メール1名】

      新年初お勤め。
      ちょっとうつっぽい気持ちで出かけました。
      まぁ、それでも行けば何とかなるものです。
      慌ただしさや忙しさでうつ気分のことは忘れてしまいました。


      いつも立ち寄る水鏡天満宮には、仕事始めらしいスーツの一団が幾組も並んでいます。
      いまどき、そんなしきたりを守っている会社や職場があることにちょっと驚きました。
      私のお勤め先では、新年には「おめでとうございます」のご挨拶を会う人ごとにするのが習わしです。
      20人~30人くらいに、あいさつしたでしょうか。
      どうしても義理っぽい雑なあいさつになって、そんな自分が嫌になったりします。
      どちらかというと「いつも変わらない」感じが好きです。
      新年ならではのいろんな風景を観察して、ちょっと楽しんでます。

      今朝、Microsoftからメールが届きました。
      非営利法人プログラムの資格確認のために追加資料がが必要とのこと。
      簡単そうなので、お勤め前の時間で整えようと思いましたが、仕上がらずえ。
      お勤め終わった後も相談室でコツコツと準備しました。
      概ね整ったので、明日の朝確認して送信します。

      では、今夜もおやすみなさい。
      (山口)

    • 1/5(日)

      今日のご利用【SMS1名、メール1名】

      9連休9日目。
      長い年末年始のお勤めの休みが終わりました。
      休みは長ければ良いというものではないと思います。
      相談室でのお昼にお雑煮作りました。
      これもお休みの醍醐味です。
      なので、お餅の画像を続けてアップします。


      長いお休みは良いことばかりでない、と書きました。
      それは、良いこともあったということ。
      良いことかどうか微妙ですが、普段の生活では気づかないことがありました。

      大名の古い和菓子屋さん。
      9時に開くので立ち寄る機会がありませんでした。
      年末にお餅をついて売ってました。
      とてもおいしいお餅でした。
      お雑煮の作り方も覚えました。
      いつかおはぎを買いに行こうと誓っています。

      NHKでアニメ「火の鳥」(原作・手塚治虫)の放映が始まりました。
      感性の塊だった20代に原作を読んだときの感動が蘇ります。
      人の欲や願望、いのちの限り、時を経ても変わらない価値観など、感じることが多いです。
      NHKで放映が続いている「チ。」(原作・魚豊)と共通するものがありそうです。
      今日のNHKで「ワンピース」が取り上げられていました。
      世界で5億部以上が読まれているとのこと。
      何かありそう、と関心持ちましたが、110巻の超大作。
      大人買いしたら5万円超、でも心が揺れています。

      NPOの事務用のパソコンを買いました。
      いろんな設定やソフトウェア、アプリなどを調べました。
      そうしたら、NPO向けの支援プログラムがあることを知りました。
      誰もが使うGoogleやMicrosoftが提供してくれています。
      NPO法人は、基本機能が無料、ハイレベルな利用もかなり割安になります。
      申請もわかりやすくて簡単でした。
      日本の企業には、同じようなNPO支援プログラムが少ないこともわかりました。
      もっともっと社会全体で助け合う時代になって欲しいと思います。

      12月初旬にインフルエンザで寝込みました。
      それ以来、お酒を飲まない生活が続いています。
      毎日、少しのお酒を飲むのが数十年の習慣でしたが、ちょっとしたはずみで飲まなくなりました。
      元々、アルコールがに弱い体質だったので、楽になりました。
      「~すべき」という習慣の中には悪習慣があって、それは人を苦しめます。
      良いことは習慣化して続ける、良くないことは習慣を絶てるといいです。
      好きな自分を残して、嫌いな自分を捨てていく作業です。
      日々、コツコツと続けると、いつか別人になるでしょう。
      昔の私を知っている人は、今の私は同じ人に見えないと思います。

      さて、明日からお勤めです。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/4(土)

      今日のご利用【メール1名】

      9連休8日目。
      お正月も終わりの気分です。
      相談室で、お昼ご飯にお餅を焼いていただきました。
      おいしかったです。


      今日は来室者がなかったので、コツコツと事務作業しました。
      事業者には、年始のこの時期からやることが多いです。

      個人や個人事業主の確定申告です。
      税金を正しく納める作業であり、払い過ぎた税金を取り戻す作業でもあります。
      国に納めた税金が誰かの役に立つという思いでする作業です。
      医療費をたくさん支払った方や寄付をした方などは、確定申告をすると税金が戻ってくることがあります。
      2月16日(金)から3月15日(金)までが申告期間です。

      事業用資産の固定資産の申告をします。
      事業で使っている機械やパソコンなどは事業用の固定資産は償却資産とも言います。
      これらには市町村の税金がかかるのでもれなく申告します。
      市町村という地域のために役に立つ税金なので、しっかり納めます。
      1月31日が申告期限です。

      すべての法人には、決算期が決まっています。
      さくらピアプレイスはNPO法人で、決算期は3月31日です。
      法人は、決算期までに得た利益の額によって税金を支払います。
      3月31日が決算期の法人は、5月末までに申告をして、税金を支払います。
      NPO法人で利益を目的としない、つまり非営利の事業だけをしている場合は、税金を支払う必要はありません。
      税金を免除されているからこそ、しっかり誰かの役に立つ活動をしていくことが求められます。

      すべてを正直に、誠実に、やすべきことを怠らないようにしようとしています。
      だんだん忘れることが多くなっているので不安ですが、頑張ってます。

      明日は9連休最終日です。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/3(金)

      今日のご利用【SMS1名、メール1名】

      9連休7日目。
      正月三が日最終日。
      今日から相談室に籠ってます。


      新年の活動を始めました。
      この1年間、生きやすさはどうなったでしょうか?

      物価がどんどん上がりました。
      収入は増えません。
      生活を切り詰めないと生きていけなくなりました。

      コロナ禍が収まっても人のつながりは戻りませんでした。
      リアルなつながりだけでなく、書物や放送も廃れて、SNSが勢いを増しました。
      本当の人の姿や気持ちがわからなくなりました。

      いじめやハラスメント、暴力が増えました。
      戦争や凶悪な事件があとを絶ちません。
      人の気持ちがわからない、人の苦しさや痛みがわからない人が増えました。

      生きづらさが増しました。
      生きやすい時代に戻ることはできません。
      新しい感性や感覚で、新しい生きやすさを創るのが良いと思います。
      それは、生きづらさがある皆さんの仕事です。

      新しい時代を創りましょう。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/2(木)

      今日のご利用【メール1名】

      9連休6日目。
      正月3日、2日目。
      今日も自宅に籠りました。


      今日は休養日です。
      明日から始動します。

      1/3~相談室を開きます。
      どうぞよろしくお願いいたします。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 1/1(水)

      今日のご利用【ありませんでした】

      9連休5日目。
      あけましておめでとうございます。
      本年もどうぞよろしくお願いいたします。


      今日と明日は、年に2日だけの完全休養日です。
      いろんなことが気になりながらも、どこにも出かけず、自宅で過ごしました。
      朝はお雑煮、夜はすき焼きをいただきました。

      さくらピアプレイスはNPO法人です。
      NPOは、非営利で公益を目的に活動する団体のことです。
      公的な場所を無償で使えたり、税金が減免されたりといった公的支援を受けています。
      援助や支援を必要とする方々の利益を目的にするところが営利企業と違うところです。

      GoogleとMicrosoftは、誰もが知るグローバル企業です。
      IT企業として莫大な利益を得る一方で、学校や非営利団体向けへ支援プログラムを提供しています。
      ということで私たちの団体は、Google WorkspaceやMicrosoft 365を無料や格安で利用できます。

      ようやく業務用のパソコンを手に入れたので、年末28日に申請しました。
      Googleへの申請はすでに承認され、Microsoftへの申請は審査結果待ちです。
      通常価格で利用するとかなり高額なものなので、とても助かります。

      早速わからないことばかりで、頭を抱えています。
      ネットで調べながら、パソコンとにらめっこして設定を始めました。
      ということで、正月も休みになってないようです。

      生きづらい方々が微かでも生きやすくなることを願って、今年も活動を続けます。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/31(火)

      今日のご利用【X多数、メール1名】

      9連休4日目。
      大晦日、1年が終わりました。
      今年も「来年が良い年になりますように」と祈ります。


      皆さま 今年1年間お世話になりました。
      2025年が皆さまにとって生きやすい年になりますように。
      そして、世界が平和に向かいますように。

      祈りながら新年を迎えます。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/30 (月)

      今日のご利用【メール1名】

      9連休3日目。
      相談室の行き来で通る天神西通りや大名界隈はいつも若者でにぎわってます。
      その一角にある昔ながらの和菓子屋さんで正月用の小餅を買って冷凍しました。
      1/3~5は相談室でみなさんと一緒にお餅いただきましょう。


      今年はいろんなことがありました。
      まだ整理できていないので、ひとつひとつのことをここでは書けません。

      今年をひとことで言うと、「確からしさ」を感じた年でした。
      生まれて以来、頭で考えて、悩んで、悩み抜いて進む道を決めることが普通でした。
      いつも自信がなく不安を生きてきたので、確からしいと感じたことはありませんでした。

      今年は、直感を信じて行動することが多くありました。
      程よく頭脳が衰えて、直観力が冴えてきてバランスが良くなった感じです。

      論語に「七十にして心の欲するところに従えども矩を踰えず」という言葉があります。
      70歳くらいになると、思うがままに行動しても、道を間違うことがないという意味です。

      今、ここでやっていることは険しいけど「必ずうまくいく」という確からしい感覚があります。

      明日は今年最後の日、大晦日です。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/29 (日)

      今日のご利用【電話1名、メール1名】

      9連休2日目。
      すでに曜日の感覚を失いつつあります。
      お勤めしていても失いかける時がありますが、連休中は一層曜日はわからなくなります。


      あるとき『ポン菓子』を食べながら、30代~40代の方々とお話ししてた時のこと。
      「昔は、ポン菓子屋さんが回って来てたよね」と言ったところ
      「何それ」とか「お祭りの出店でしか見たことがない」といった反応が返ってきました。

      私が小学生低学年の頃なので、50年良以上=半世紀上の前のことです。
      数ヶ月に1回くらいのペースで、アパート前の広場に「ポン菓子屋さん」がやってます。
      子どもたちは、米をもって集まります。
      「ポン菓子屋さん」は、そのお米をポン菓子に変えてくれます。

      その機械はこんなものです。


      私の頭の中にある生き生きとした記憶は、今の世間には通用しませんでした。
      残念な気持ちやあきらめの気持ちなどが混ざり合ってます。

      今年は残り2日。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/28 (土)

      今日のご利用【メール1名】

      9連休1日目。
      連休中の食料を仕入れに行った以外は、相談室に籠ってゆっくりしました。
      少しばかり本棚を整えたり、書類をファイルしたりして、ちょっとすっきり。


      最近のニュースを見ていると、世界が狂気じみているように感じます。
      「狂気じみている」という強い言葉がふさわしいと感じるくらいにおかしなことが起きています。

      第二次世界大戦後の世界は、いろんな争いごとがありながらも、平和に向かう機運が続いてきました。
      ところが、ウクライナにロシアが侵攻し、イスラエルがガザに侵攻し、多くの一般市民のいのちと生活が奪われています。
      戦争は、兵士同士が戦うという最低限のルールさえ守れないほどに人類が狂暴化しています。

      ジャニーズや松本氏、そして中居氏にかかる性暴力の事実が明らかになりました。
      芸能界に力や欲が支配する世界で多くの常軌を逸した加害行為がありました。
      ビジネスや教育、家族、福祉など様々な世界に力の使い方がわからない権力者が増えています。

      東京15区補欠選挙や兵庫県知事選でこれまでにない選挙運動が行われました。
      政策を競い合うという民主主義の基本とかけ離れたスキャンダルの応酬や攻撃が繰り返されました。
      互いを認めて話し合うことで人類が進化するという、普遍の価値感が失われています。

      2025年、人類が人のこころを取り戻すことを祈り、願います。

      今年は残り3日。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/27 (金)

      今日のご利用【メール1名】

      年内のお勤め最終日でした。
      行政の仕事の年内最後の日を「御用納め」といいます。
      この言葉を使う人は少なくなりました。。


      今朝は、2時間の年休を使って福岡市社会福祉協議会に行ってきました。
      8~9月に受講して研修を修了した「市民成年後見人」候補者名簿の登録手続きをしました。

      「成年後見人」とは、認知症や知的障がい、精神障がいなどで判断や意思表示が難しい方を支援する人です。
      本人に代わって契約行為などを行うことができます。
      また、金銭等の財産の管理も行います。
      とても大きな権限を持ちます。
      「成年後見人」を名乗って権限を行使できるのは、家庭裁判所に後見人として選任された人だけです。

      「成年後見人」には、3つのタイプがあります。
      ひとつは、家族等の親しい人が担う親族後見人です。
      ふたつめは、弁護士や司法書士、社会福祉士などによる専門職後見人です。
      みっつめは、一般市民が後見人となる市民後見人です。
      家族関係や後見報酬の支払い能力を考慮して、タイプが変わります。

      市民後見人は、頼れる家族等がおらず、財産や収入の額が少ない方に向いています。
      市民後見人を利用することで、自分で十分な意思決定ができなくても、幸せな生活を営むことができます。

      いつか社会福祉協議会や家庭裁判所から、後見人に選ばれるかもしれません。
      これからの人生、こんな生き方もあるのです。

      毎年、福岡県や福岡市で市民後見人研修の募集があると思います。
      興味ある方は、県政だよりや市政だよりをよく見ておかれるといいです。

      今年は残り4日。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/26 (木)

      今日のご利用【メール1名】

      天神のツリーやイルミネーションが一斉に片付けられています。
      怖いほどに強い破壊の力を感じます。
      穏やかで静かであってほしいですが、都会は創造と破壊の連続です。


      相談支援の仕事をしていると、最低生活について考えさせられます。
      憲法25条の条文は「生存権」といわれ、次のように書かれています。

      ・すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
      ・国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

      前段は、国民の権利です。
      人は時に、生活に必要なお金や住まいや仕事や健康を失うことがあります。
      そのときには、最低限の生活を求めることができるということです。

      後段は国の責任です。
      国は、生活に必要なお金や住まいや仕事や健康を失った国民に最低限の生活を保障しなければいけないということです。
      国が実施する生活保護や健康保険、年金、失業保険などがこれにあたります。
      これらの制度を利用するのは、生きるためにあたりまえのことです。

      代表的なものが「生活保護」です。
      生活保護には捕捉率という数字があります。
      利用する資格のある人のうち現に利用している人の割合のことです。

      日本は15~18%です。
      フランスは90%以上、ドイツは60%以上ということです。
      日本では、生活保護の利用を躊躇したり、恥と感じたりする声をよく聞きます。
      困ったときは利用して、いのちと生活を守ってください。
      国民の権利です。

      では、おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/25 (水)

      今日のご利用【電話1名】

      今日はクリスマスです🎄
      帰宅したらケーキが待ってました🍰


      お勤め先で精神疾患の勉強会がありました。
      統合失調症、うつ病、双極性障害、発達障害などの基礎の確認です。

      統合失調症、うつ病、双極性障害は、生まれつきのものではありません。
      つらい出来事や苦しい体験の中で発症することの多い病気です。
      薬で改善し、うまくコントロールできるようになると楽に生きることができます。

      発達障害は、生まれつきのものです。
      脳の特性と言っていいと思います。
      人との関係性、行動パターン、学習などに特徴的な個性が現れます。
      うつ、いじめ、不登校、ひきこもりなどのいろんな問題の根っ子にあることが多いです。

      何か変だな、と思ったら、一度検査をうけてみたらどうでしょうか?
      苦しさやつらさの原因がわかることがあります。
      原因がわかって、生き方が変わることもあります。

      これから一気に年末へ。
      おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/24(火)

      今日のご利用【メール1名】

      メリークリスマス🎅
      クリスマスイブです🎁
      一番好きなツリーはこれ🎄


      クリスマス、年の暮れ、大晦日、お正月と暦ではイベントが続きます。
      みなさんはどうお過ごしでしょうか?

      子どもの頃、若かった頃、中壮年期、それぞれにこの時期はいろんな変化がありました。
      楽しいときもありました。
      苦しいときもありました。
      悩み深いときもありました。

      65年を思い返してどうかと聞かれたら、この時期はあまり好きではありません。
      たくさんの人といることや親しくない人と一緒にいることを楽しいと感じないからです。
      忘年会や新年会は苦痛でしかありません。

      最近は、毎日変わらず、朝起きて、お勤め行って、夜は相談室にいます。
      お勤めがない日は、朝起きて、相談室にずっといます。
      つまり、毎日何も変わらないということです。
      私にとって、この何も変わらない生活がとても心地良い。
      1年のうち、例外は1月1日と2日だけ。
      どこにも出かけず自宅でお雑煮食べながら駅伝を見て過ごします。

      それぞれの年末年始があります。
      自分が心地の良いと感じる時間を過ごしてみるのはどうでしょうか?
      あなたの人生なのですから・・どうぞお好きに。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/23(月)

      今日のご利用【ありませんでした】

      クリスマスイブ・・の前日です。
      いろんなイルミネーションがありますね。
      このイルミは毎年、子どもたちに大人気。



      【福岡県HPから】
      「アンコンシャス・バイアス」=無意識の思い込みの4回目
      ようやく最後です。

      ◆インポスター症候群(詐欺師症候群)
      自分の実力による成果を肯定できず、自分を過小評価し、相手をだましたような感覚に陥ること。
      (例1)成果を出しても自分の功績とは思えない
      (例2)運がいいだけと自己を肯定できない

      ◆確証バイアス
      自分の考えを肯定するような情報だけに注視し、自分の考えに合わない情報は軽視する傾向のこと。
      (例1)自分の結論にそぐわない意見を無視する
      (例2)「こうだ」と一度決めたら、聞く耳を持たない

      「アンコンシャス・バイアス」って、誰にもあるある。
      気づければOK。気づかないと困ったことになりやすいです。

      おやすみなさい。
      (山口)

    • 12/22(日)

      今日のご利用【メール1名】

      この週末は、来室の相談者やボランティア、理事のみなさんとプチクリスマス。
      今年は、クリスマスイベントできるほどの余裕がありません。
      来年は、みんなが集えるようになっているといいですね。


      【福岡県HPから】
      「アンコンシャス・バイアス」=無意識の思い込みの3回目

      ◆権威バイアス
      権威のある人や専門家の言動はすべて正しいと思い込み、深く考えずに信用してしまうこと。
      (例1)専門家の意見に従っていれば間違いないと思い込む
      (例2)上司の言うことはすべて正しいと思い込む

      ◆慈悲的差別
      自分より立場が弱いと思う他人に対して、本人に確認せずに、先回りして不要な配慮や気遣いをすること。
      (例1)障がい者本人は同等に扱ってほしいと思っているのに、助けるのが当たり前と思い込む
      (例2)女性は同じようにできると思っているのに、負担はかけられないと思い込む

      自分と他人のどちらも大切にできるのがいい。
      おやすみなさい。
      (山口)

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