11/7(木)

今日のご利用【ありませんでした】

何だか世界のことが心配になってきました。

日本で衆議院選挙があり、アメリカで大統領選挙がありました。
選挙では攻撃的な言葉が飛び交いました。
そして、勝者が生まれ、敗者が生まれました。

世界では、ウクライナとロシアが戦っています。
イスラエルとパレスチナの闘いが激しさを増しています。
世界のあちこちに戦いがあり、戦いが始まろうとしています。
多くの命が失われ、勝者と敗者が決まるまで戦い続けます。

ハラスメント研究の中で読んだ本の一節

私たちがもつ好戦的な傾向や言動は、人類が生まれながらに宿す邪悪な性質などではない。
…もっとも力に勝る者のみが、直面する他民族の脅威を克服し、日々くりかえされる他の集団との争いを制することによって限りある資源を手にしてきた。
だが、文明の黎明とともに…攻撃性は、やがてその必要性を失っていく。
とはいえ、人類の長い戦火の歴史をたどれば、人間の根源に横たわるこの本能はいまもまだ脈々と息づき、機会をとらえてはその頭をもたげようとしている。
『他人を支配したがる人たち』(ジョージ・サイモン著 勝山勝訳 草思社文庫)


こういった好戦的な風潮に抗う人たちもいます。
ハラスメント研究の中で読んだもう1冊の本

限界は近くなった。人間同士の距離は縮まった。
はすだった。しかし、至るところ分断は起きている。
こんな世界を誰が望んだのだろうか。
それでも、希望はあるはずだ。
諦めるわけにはいかない。
「私は分断を許さない」(堀潤 実業の日本社)



人の中に「傷つける心」と「思いやる心」が同居しています。
どちらを大事に育むかは、その人次第です。
私は「思いやる心」を育てると決めました。

今日もおつかれさまでした。
今週のお勤めはあと1日です。
おやすみなさい。
(山口)

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