頼れる人のいない若者の自立サポート
事業のあらまし
■孤立し、頼れる人がいない若者の「自立の一歩」をサポート
精神疾患・精神障害や難病などがあり、孤立し、頼れる人がいないために自立が難しい若者がいます。
人への不安や恐れ、過酷な家庭環境、貧困、つらい体験などが壁となり、相談や支援につながれないケースが少なくありません。
精神疾患が精神障がい、難病などの心身の不調があると社会とのつながりが少なくなり、孤立しやすく、自立の難しさは深刻になります。
行政や福祉の支援を利用できない事情や行政や福祉だけでは十分に自立できないことがあり、本人や家族などの私的な資源の格差があるとさらに自立を難しくします。
安全に頼れて、そっと背中を押して、立ち上がりを支えてくれる存在がが必要です。
私たちは、そうした若者の「立ち上がり」(自立)を支えます。
若者のそばに寄り添い、身体と心の回復を支え、行政・医療・福祉と連携して、地域社会に貢献し人材へと成長する若者に伴走します。
めざすのは、精神的・経済的・社会的な自立です。
利用できる方
■18~39歳(40歳以上の方はご相談ください)
■福岡市とその近郊に住んでいる方、働いている方、住みたい方
■精神疾患、精神障がい、難病がある方
■食費など生活費に困っている、または医療や福祉の支援だけで自立が難しい、または住居等の自立基盤を自力で準備することができない
(これらを誰からも助けてもらうことができない)
■利用人数 2006年度は3~5名程度(支援資金の状況により利用人数は変動します)
*ご利用には、説明会への参加、会員登録、利用計画の作成、選考委員会での選考等があります。詳しくはお尋ねください。
*行政・医療・福祉等との連携に同意のうえ、ご利用いただきます。
3つのサポート
1.くらしのサポート
◆食料の支援
フードバンクと連携し、食料と生活物資を月1回、宅配(ゆうパック)でお届けします。
◆生活資金の給付
体調不良による収入減や不意の支出で一時的に生活費がひっ迫したとき、家計が安定するまで毎月最大2万円(返済不要)を給付します。
◆緊急資金の給付
予期せぬ入院や離職などで家賃が払えないなど、家計が破綻の危機にあるとき、立て直しに必要な資金最大30万円(返済不要・要件あり)を給付します。
2.こころのサポート
◆こころの学び
こころのしくみや不安・怖れ・悩みなどの対処法を学びます。
◆こころのトレーニング
認知行動療法などを応用して、不安や怖れなどの感情への対処、苦しさやつらさへの耐性、人間関係の築き方などを身に付けます。(医療行為は行いません)
◆強い不安や衝動、希死念慮(死にたい気持ち)への対処支援
強い不安や衝動が襲ってきたときや死にたい気持ちが起きたときに電話やメールでつながって、対処法を一緒に考えます。(緊急時は、行政や医療機関と連携します)
3.自立のサポート
◆働くための準備と就職活動の支援
障がいや難病の特性、配慮事項などを一緒に整理し、就労先や福祉事業所の探索、応募・面接・定着まで伴走します。
◆情報とのつながり支援
NPOのボランティア活動に参加できる方には、各種情報にアクセスできる中古パソコンを貸与します。
◆学びや自立の資金の給付
訓練・資格取得等の学びの費用を毎月最大2万円(返済不要)を給付します。また、住居確保等に必要な資金を最大50万円(返済不要・要件あり)を給付します。
◆障がいがある方の雇用
本事業の事務や広報等を担う方(障がい者)を雇用します。合理的配慮を整え、働きやすい先駆的な職場をつくります。