12/27 (金)

今日のご利用【メール1名】

年内のお勤め最終日でした。
行政の仕事の年内最後の日を「御用納め」といいます。
この言葉を使う人は少なくなりました。。


今朝は、2時間の年休を使って福岡市社会福祉協議会に行ってきました。
8~9月に受講して研修を修了した「市民成年後見人」候補者名簿の登録手続きをしました。

「成年後見人」とは、認知症や知的障がい、精神障がいなどで判断や意思表示が難しい方を支援する人です。
本人に代わって契約行為などを行うことができます。
また、金銭等の財産の管理も行います。
とても大きな権限を持ちます。
「成年後見人」を名乗って権限を行使できるのは、家庭裁判所に後見人として選任された人だけです。

「成年後見人」には、3つのタイプがあります。
ひとつは、家族等の親しい人が担う親族後見人です。
ふたつめは、弁護士や司法書士、社会福祉士などによる専門職後見人です。
みっつめは、一般市民が後見人となる市民後見人です。
家族関係や後見報酬の支払い能力を考慮して、タイプが変わります。

市民後見人は、頼れる家族等がおらず、財産や収入の額が少ない方に向いています。
市民後見人を利用することで、自分で十分な意思決定ができなくても、幸せな生活を営むことができます。

いつか社会福祉協議会や家庭裁判所から、後見人に選ばれるかもしれません。
これからの人生、こんな生き方もあるのです。

毎年、福岡県や福岡市で市民後見人研修の募集があると思います。
興味ある方は、県政だよりや市政だよりをよく見ておかれるといいです。

今年は残り4日。
おやすみなさい。
(山口)

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