9/27(土)

今日のご利用【電話2名、メール1名】

曇り空で雨もパラパラ。
明後日あたりまで天気は不安定な予報です。



いろんな作業をしながら、養老孟司さんのyoutube動画を見ていました。
養老さんは1937年生まれ、87歳の医師、解剖学者です。
昆虫好き、猫好きでも有名で、とても興味深い自由な考えをお持ちの知識人です。

関心を持ったことを書いておきます。
死について、若い学生たちに話していたことです。

死を迎えたときに、「まだ生きたい」と思う人と、「十分生きた」と考える人がいるそうです。
どんな死か、誰に看取られるか、ということに関係がない、その人の内面の違いです。
他人の人生を生きてきた人は、「まだ生きたい」と考えることが多いようです。
一方、自分の人生を生きた人は、「十分生きた」となるようです。

近年、コンピューターやIT機器が進化して、便利な世の中になりました。
人がこれらの機器を使って、くらしを便利にし、面倒な仕事を代わりにやってもらいます。

ところが、最近はコンピューターやIT機器に人が合わせなければいけなくなっていると言います。
標準化され、画一化された機械に合わせて生きるようになってしまって、個性や自由が失われています。
本当の自分がわからなくなって、死ぬときも「自分を生きた」と思えなくなっているのです。

パソコンやスマホから離れる「デジタルデトックス」という言葉があります。
ゆっくり自分と向き合う時間をもってみるのはどうでしょうか?

自分の人生を考える時間、とても大切です。

おやすみなさい。
(山口)

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