9/23(火・祝)
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秋分の日、彼岸の中日でした。
もう秋と言っていいでしょう。
お彼岸にはお墓参りをしますが、両親のお墓が遠くて、もう何年も行けていません。
毎日、お仏壇のお参りは毎日欠かさずやってます。
最近、体調を崩す方が多いようです。
長い猛暑で、心身の疲労がかなり溜まっています。
また、季節の変わり目は不調になりやすい時期です。
季節の変化と関係するのが、自律神経の働きです。
自律神経失調症で治療を受ける方もいるようです。
自律神経って何?
ということで簡単に触れておきます。
自律神経は、その名のとおり自律して働く神経のことです。
自律して働くというのは、人の意思で働くのではなく、無意識に勝手に働くということです。
意思と関係なく働く機能=呼吸・心拍・血圧などに関係します。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があります。
活動的になるときに働く神経が交換神経、休みときに働くのが副交感神経です。
アクセルとブレーキに例えられます。
呼吸でいえば、交感神経が働くと息が早くなり、副交感神経が働くと落ち着いた呼吸になります。
心拍でいえば、交感神経が働くとドキドキして、副交感神経が働くと拍動はゆっくりになります。
血圧でいえば、交感神経が働くと血圧が上がって顔が赤くなり、副交感神経が働くと血圧は下がります。
これらは、人が起きているときと寝ているときで入れ替わります。
気温の高くて暑いとき、気持ちいいとき、寒くて震えるときでも入れ替わります。
気持ちが高ぶっているときと穏やかでいるときにも入れ替わります。
季節の変わり目のこの時期は、暑い時期が終わり、朝夕は冷え込んだりします。
そうすると、これらの働きのオンオフ(入れ替わり)が激しくなります。
明るさにも反応するので、日照時間の長さでも変化します。
うまく働いてくれるといいのですが、この時期は働きの乱れが生じやすいのです。
暑いのに寒気がする、寒いのにやたらと汗が出る、なんてことが起きるのです。
やたらとドキドキしたり、のぼせたり、体がこわばったりすることもあります。
決まった時間によく寝て、よく食べて、きちんと休んで、という生活が良いようです。
不調が続くときは、早めの受診をおすすめします。
どうか心身をたくさん労わってあげてください。
おやすみなさい。
(山口)