「倚りかからず」(茨木 のり子 筑摩書房)

1999年、73歳のときの詩集
こわばらない生き方がとてもいい
からだやこころが固くなっているときに読みたい本

『倚(よ)りかからず』
もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくない
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ

社会や集団の空気に合わせようとすると
怯えて、力んで、そして疲れ果ててしまう
コーヒーを飲みながらゆっくり休みませんか?

ひきこもりがちになっていたり
仕事や職場が辛いと感じていたり
泣きたい、死にたいと思ったりするとき
ここ福岡天神の居場所「さくらワーカーズオフィス」にいらっしゃいませんか
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